足脱毛の値段相場 – 必要回数は何回？メリットや痛み対策についても解説

繰り返すシェービングによって毛穴が目立ってしまったり、カミソリ負けなどのトラブルも起こりがちな足。

医療脱毛クリニックで足脱毛を行うと、ムダ毛のセルフケアがいらなくなり、いつでもきれいな足を目指せます。

当ページでは、足脱毛のメリットや値段相場や必要な回数・かかる期間、気になる脱毛時の痛み対策を解説しています。

さらに、足脱毛ができる医療脱毛クリニックの一覧も掲載していますので、これから足脱毛を始めようと考えている方はぜひ参考にしてくださいね。

足脱毛ができる場所には「医療脱毛（クリニック）」と「脱毛サロン（エステサロン）」があります。ここでは、脱毛サロンと比較すると効果が実感しやすく、短い期間で脱毛が完了する「医療脱毛」について解説しています。

足脱毛の効果・メリット

背中やお腹などの産毛が生えてる部位に比べて、足は脱毛効果を実感しやすい部位です。

足脱毛をすると、お手入れがラクになるだけでなく、毛穴がきれいになる、自己処理が原因の肌荒れがなくなる、自信をもって足を出せるようになるなど、嬉しいメリットが多くあります。

ムダ毛のお手入れがかなりラクになる

足は腕よりも目に付きにくい部位ではあるものの、太い毛が生えていることも多いので、定期的なムダ毛処理がかかせません。

ていねいに剃っても数日でチクチクと生えてきてしまう毛に、わずらわしさやストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。

足脱毛の完了後はムダ毛のお手入れをする頻度がぐんと減り、ほとんどお手入れをしなくても良い状態になりますので、時間も手間も省けます。

黒いポツポツ毛穴がきれいになる

カミソリ、電気シェーバー、除毛クリームなどでムダ毛の自己処理をしても、毛穴が黒くポツポツと目立ってしまい、気になってしまう方も多いのではないでしょうか。

足の毛穴が目立つ理由はいくつかありますが、いずれも足脱毛で改善が目指せます。

足脱毛ではムダ毛を根元からなくせるので、毛穴が黒ずむ原因の根本的な改善が目指せます。

さらに、毛穴が引き締まる効果もあるため、汚れが溜まりにくくなるメリットも。また、埋没毛もほかの毛と一緒に脱毛できます。

自己処理による肌荒れがなくなる

とくにカミソリを使用したお手入れでは、剃ったあとに肌がかゆくなってしまったり、赤いプツプツができてしまったりと、肌荒れを起こしてしまう場合があります。

いわゆる「カミソリ負け」の状態で、「皮膚表面がカミソリの刃で削られる」「毛穴に細かな傷がつく」「細菌感染する」などの原因が挙げられます。

お肌への負担は、除毛クリームであっても同じ。このようなムダ毛の自己処理による肌荒れがなくなるのも、足脱毛のメリットです。

カミソリ負けを繰り返していると色素沈着に発展する場合がありますので、シェービング後の肌トラブルがよく起こる方は、早めの脱毛開始がおすすめです。

足を露出する服も自信をもって着られる

ムダ毛が気になり、スカートやワンピースなどヒザ下が露出する服を避けがちな方もいらっしゃるかと思います。

そのほか、サンダルやミュールを履くと人目につきやすい足の指や甲は、シェービングを忘れてしまいがちな部位。

足脱毛をするといつでもムダ毛のないきれいな足を維持できるので、自信をもっておしゃれを楽しめます。

足脱毛の値段相場

まず、脱毛したい範囲を決めてからクリニックを選ぶようにするとスムーズです。

ヒザ上、ヒザ下、足指・甲といったパーツごとの値段設定があるところ、足全体のセットがあるところなど、クリニックによって対象範囲が異なります。

それぞれの値段相場・平均価格は下記のとおりです。

足全体の5回コースでは9～15万円、ヒザ下のみであれば5～8万円が値段相場です。

脱毛にかかる費用は、広い範囲を脱毛したほうがお得になる傾向があります。ほかにも脱毛したい部位がある方は、手足脱毛セットや、全身脱毛セットの検討もおすすめです。

足脱毛の必要回数は何回？

足のムダ毛をお手入れする頻度を減らしたい、もともとの毛量が少ない方であれば4～6回ほどの照射で脱毛が完了します。

一方、お手入れがほぼいらないくらいの仕上がりを目指す、もともとの毛量が多い方は7～9回程度の照射を目安とすると良いでしょう。

足脱毛にかかる回数は毛質や肌質、肌色など個人差により違いがあるので「何回で終わる」とは断言できませんが、効果の実感しやすい足脱毛は、5回コースでも満足できる方が多いです。

足脱毛にかかる期間・経過

つぎに、足脱毛にかかる期間と脱毛完了までの経過を解説します。

太い毛から抜けていき、8カ月～1年半ほどで終わる

医療での足脱毛は、早ければ8カ月、長くとも1年半ほどあれば脱毛が完了します。

脱毛は短い間隔で通ってもあまり意味がなく、毛周期に合わせた通院が重要です。

5回コースを2カ月間隔で通った場合は8カ月、3カ月間隔の場合は1年程度かかるのが期間の目安です。

照射後1～4週間ほどで毛が抜け落ちる

足脱毛をしたあと、レーザー照射をした日から1～4週間ほど経つと、毛が自然に抜け落ちます。

毛が抜け落ちるまでの期間は、脱毛に使用したレーザー脱毛機の種類によって変わります。

バチッとした感覚が特徴の熱破壊式脱毛機を使用した場合では、毛が抜け落ちるまでの期間が早く、1～2週間ほど。

一方、ジワジワと温めるタイプの蓄熱式脱毛機では、3～4週間ほどで毛がポロポロと抜け落ちてきます。

自然に抜け落ちるまで少しずつ押し出されて伸びてくる毛が気になりがちですが、脱毛後の肌はデリケートですので、シェービングは照射から最低でも1週間空けて行いましょう。

1回目の照射後は今までと同じくらい毛が生えてくる

1回目の照射が終わり1～4週間ほどで毛が抜け落ちても、時間の経過とともに今までと同じくらいの毛が生えてきます。

脱毛前とほとんど変化がないので、効果がないのではないかと不安に感じる方が多いのですが、心配いりません。

2～3回ほど照射を重ねると毛量がグッと減ったのを実感でき、毛の生えるスピードもゆっくりになっていきます。

足脱毛の効果的な通院周期は？

足脱毛を始めるのであれば、1回ごとの効果を最大限に引き出して効率的に脱毛をしたいですよね。

ここでは、足脱毛の効果的な通院周期を解説します。

毛周期に合わせた間隔が最も効果的

短い間隔で予約を詰めて脱毛に通えばそれだけ早くコースの消化が終わりますが、これでは効果的な照射とはいえません。

脱毛の効果を最大限に引き出すためには、毛周期（成長期・退行期・休止期）に合わせた照射が基本です。

効果的な照射には「どれだけ成長期の毛があるか」がカギ。毛周期に合わせて、成長期の毛が生えそろったタイミングが最も効果的な通院周期です。

毛周期を詳しく見る

足脱毛の効果的な通院周期は、2～3カ月間隔が目安

1度目の照射が終わると、次の予約をいつ入れようかと迷われると思います。

3回目までは2カ月ごと、4～6回目までは2.5カ月ごと、7回目以降は3カ月ごとを目安に通院すると良いでしょう。

もちろん、毛周期には個人差があります。上記の通院周期はあくまでも目安となりますので、脱毛を開始したら毛の状態をこまめにチェックしながら、成長期の毛が生えそろったタイミングで通うと良いでしょう。

成長期の毛の見分け方：「シェービングした翌日にチクチクと伸びてくる毛であるか否か」を確認すると成長期の毛が分かりやすいです。

足脱毛の痛み対策

脱毛をする方の中には「医療脱毛は痛いと聞いた」と、クリニックでの脱毛に怖さを感じる方も多くいらっしゃいます。

足脱毛は我慢できないほどの痛みを感じる方はまれで、その痛みを例えると輪ゴムでパチンと弾かれる程度の痛みです。

特に痛みを感じやすい部分は、下記の4つです。

しっかりとした毛が生えている箇所、骨が近い箇所、皮膚が薄い箇所は、比較的痛みを感じやすい傾向があります。

少しでも痛みを抑えた脱毛をしたい方向けに、ご自身でできる痛み対策を下記にまとめました。

脱毛を検討し始めたら保湿の習慣を

脱毛期間中の保湿ケアは必須。照射の際の痛みを軽減するためにも、脱毛を検討し始めたら毎日の保湿を習慣にしましょう。

肌が乾燥して肌バリア機能が低下すると、痛みに敏感になってしまいます。

保湿は一朝一夕では効果が出ませんので、脱毛を考え始めたときから継続的に行うよう意識しましょう。

紫外線対策を行う

日焼けは脱毛の大敵。焼けた肌は乾燥しがちで痛みを感じやすいため、紫外線対策を行い、日焼けをしないように心がけましょう。日焼けがひどいと脱毛照射が出来ない場合もあります。

脱毛機のレーザーは、毛のメラニン色素に反応して熱が発生する仕組みです。

日焼けした肌には多くのメラニンが含まれますので、本来であれば反応しないはずの肌にも反応してしまい、熱による痛みを感じやすくなってしまいます。

そのほか、日焼け肌はレーザーのエネルギーが分散しやすく、正しい脱毛の効果が得られない場合も。脱毛期間中は、しっかりと紫外線対策をしましょう。

日焼け直後の肌はダメージを負った状態であり、痛みも感じやすいです。そのため、日焼け直後の脱毛はNG。軽い日焼けであっても2週間は空けて、肌が回復してから脱毛を行います。

生理前・中の照射を避ける

生理中は普段よりも痛みを感じやすい時期です。生理中の脱毛は避け、生理後4日～次の生理の1週間前までの通院がベストタイミングです。

足脱毛のみであれば、生理中に脱毛照射はできます。ただ、生理前・中はホルモンバランスが変化している状態です。

肌が敏感になっていて痛みを感じやすい時期なので、いつもより強く痛みを感じてしまい、不安や緊張感が増してしまうケースがあります。

痛みが苦手な方は、生理中の脱毛はなるべく避けましょう。

痛み対策のためには、生理が終わってから4日後～生理1週間前の約10日間での照射がベストです。

蓄熱式脱毛機を選択する

痛みが心配な方は、痛みを感じにくい蓄熱式脱毛機を扱うクリニックを選ぶのもおすすめです。

一発で強いエネルギーを照射する熱破壊式脱毛機に対して、蓄熱式脱毛機は複数回に渡って弱いエネルギーを照射していきます。

痛みの感じ方には個人差があり全ての人が痛みを全く感じないわけではありませんが、蓄熱式脱毛は熱破壊式脱毛と比べると痛みを感じにくい傾向があり、「じんわりと熱を感じる」照射感が特徴です。

ただし、熱破壊式脱毛機であっても、冷却機能が備わり痛み対策がなされている機種も多くあります。

痛みが極端に苦手な方はカウンセリングで相談しておく

痛みが極端に苦手な方は、無料カウンセリングの際に痛みについての相談をしておくと良いでしょう。

医療脱毛のメリットとして麻酔が使用できる点が挙げられますが、足脱毛では麻酔を使用することはほとんどありません。

ただ、痛みが極端に苦手な方もいらっしゃるかと思います。そのような場合は、部分的な麻酔の使用ができないかをクリニックに相談しておきましょう。

麻酔を使用できない場合も、テスト照射で契約前に痛みの確認ができるクリニックは多いです。

また、実際の照射は痛みを確認しながら行いますので、痛いまま脱毛を無理にすすめられるようなことはありません。