最近、SNSやYouTubeで注目を集めているマンジャロ(Mounjaro/チルゼパチド)。
週1回の自己注射で済み、強力な体重減少効果があると話題です。
すでにリベルサス(Rybelsus/経口セマグルチド)を服用中の方の中にも、
「そろそろマンジャロに切り替えた方がいいのかな?」
「リベルサスとマンジャロ、どっちが自分に合うの?」
と悩んでいる方が多いのではないでしょうか。
この記事では、
💡 リベルサスとマンジャロの違い
💡 切り替え時の注意点
💡 実際に切り替えることで得られるメリット
を分かりやすく解説します。
これからどちらを選ぶか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の執筆者

石川 聡司
(新さっぽろウィメンズ ヘルス&ビューティークリニック 院長)
北海道大学医学部卒業後、北海道大学病院、帯広厚生病院など地域の中核病院に勤務。品川美容外科にて美容外科医として3年間の研鑽を積み、2021年に婦人科・美容外科を併設した当院を開業。
婦人科全般の診療のほか、美容医療では美肌治療、美容整形をはじめ脱毛・アートメイクなど幅広く対応する。
リベルサスとマンジャロの基本情報
どちらもGLP-1系の薬ですが、作用が異なります。
まずは各薬の特徴を表で確認してみましょう。
比較項目 | リベルサス | マンジャロ |
---|---|---|
成分 | セマグルチド | チルゼパチド |
作用機序 | GLP-1受容体作動薬 | GIP/GLP-1受容体作動薬 |
投与方法 | 経口(1日1回) | 皮下注射(週1回) |
効果の特徴 | 食欲抑制・血糖コントロール | より強い体重減少・代謝改善 |
主な副作用 | 吐き気・便秘など | 同様だがやや軽い傾向 |

先生、最近マンジャロってよく聞くんですけど、リベルサスとは何が違うんですか?

いい質問ですね。実はどちらも“GLP-1というホルモン”の働きを利用して、食欲を抑えたり血糖を下げたりするお薬なんです。

へぇ、じゃあ同じような薬なんですか?

似ていますが、少し違うんです。
リベルサスは“GLP-1受容体作動薬”というタイプで、GLP-1だけを刺激します。
一方のマンジャロは“GIPとGLP-1の両方”に作用する『デュアルアゴニスト』という新しいタイプなんですよ。

2つに効くってことは、マンジャロの方が強いんですか?

はい。研究では、マンジャロの方が体重減少効果も血糖コントロール効果も強いとされています。
GLP-1だけでなく、GIPというホルモンも一緒に働くことで、脂肪の燃焼やエネルギー利用がよりスムーズになるんです。

なるほど。あと、飲み薬と注射って聞いたんですけど…

そうですね。
リベルサスは“経口タイプ”で、毎日1回朝に飲みます。
マンジャロは“注射タイプ”で、週に1回自分でお腹などに打つだけ。
最初はちょっと勇気がいりますが、ペン型の注射器で痛みはほとんどありません。

毎日飲むより週1回のほうが楽そうですね。

そう感じる方が多いです。
ただし、飲み薬の方が気軽という方もいますし、ライフスタイルに合わせて選ぶのが大切です。

副作用はどうなんですか?どっちがきついとかあります?

どちらも共通して吐き気・食欲不振・便秘などの胃腸症状が出ることがあります。
ただし、マンジャロの方が出にくい、あるいは慣れやすいと感じる人もいますね。
体が薬に慣れるまで、少しずつ量を増やしていくのがポイントです。

なるほど〜。なんとなくイメージできました!

つまり、リベルサスは“始めやすい飲み薬”、
マンジャロは“より強い効果を狙える次のステップ”という位置づけですね。
なぜ「リベルサスからマンジャロ」に切り替える人が増えているのか
リベルサスは、GLP-1受容体作動薬の中でも唯一の経口タイプとして人気を集めてきました。
毎日1錠飲むだけで血糖コントロールや体重管理ができるという手軽さが、多くの方に受け入れられています。
しかし近年、その次の選択肢として注目を集めているのがマンジャロ(チルゼパチド)です。
マンジャロは、GLP-1に加えてGIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)というもう1つのホルモンにも作用する「デュアルアゴニスト」。
この2つのホルモンの相乗効果によって、より強力な血糖改善と体重減少が期待できるのが特徴です。

リベルサスで体重が止まってしまったけど、マンジャロに変えたらまた減り始めた

注射に抵抗あったけど、週1回だから意外と続けやすい
といった声も多く見られます。
臨床研究でも、リベルサス(セマグルチド)に比べてマンジャロは
- HbA1c(血糖指標)の低下幅が大きい
- 平均体重減少量が1.5〜2倍程度多い
という結果が報告されています。
また、リベルサスは「毎日服用が必要」「飲み忘れやすい」「空腹時でないと吸収が落ちる」といった制約があるのに対し、
マンジャロは週1回の注射で安定した効果が得られるという点も、切り替えが進む理由の一つです。
つまり、多くの人がマンジャロへ移行する理由は、
- 効果がより強い
- 継続しやすい
- 胃腸への負担が少ない場合がある
という3つのポイントに集約されます。

先生、最近SNSでも“マンジャロに変えたらすごく痩せた”っていう投稿をよく見るんですけど、そんなに違うんですか?

確かに話題になっていますね。
リベルサスもとても良い薬ですが、マンジャロはそれより一歩進んだタイプなんです。

一歩進んだタイプ…?

はい。
リベルサスは“GLP-1”というホルモンだけを活性化して、食欲を抑えたり、血糖を下げたりします。
一方のマンジャロは、“GLP-1”に加えて“GIP”というホルモンにも作用します。
つまり、2つのホルモンでダブルに効くんです。

2つも働くなら、確かに効果が強そうですね。

その通りです。
臨床データでも、マンジャロはリベルサスよりも血糖値の下がり方が大きく、体重もより減りやすいという結果が出ています。

へぇ〜、そんなに違うんですか。
でもリベルサスは飲み薬だから楽だし、注射ってやっぱりちょっと怖い気もします。

そう感じる方は多いですね。
でも、マンジャロは“週に1回だけ”の注射です。
リベルサスのように毎朝空腹時に飲む必要もありませんし、飲み忘れや吸収ムラの心配も少ないですよ。

なるほど…。週1回なら、逆にラクかもしれませんね。

そうですね。
忙しい方や、毎日の服薬が大変な方には特に向いています。
それに、リベルサスで一時的に体重が減っても“そこから落ちにくくなった”という方が、マンジャロに変えて再び減り始めたというケースもあります。

それは魅力的ですね。リベルサスで停滞してる人も多いですもんね。

まさにその通りです。
なので最近は、“リベルサスで慣れてきた方の次のステップ”として、マンジャロに切り替える人が増えているんですよ。
切り替え時の注意点
リベルサスとマンジャロは、どちらもGLP-1系のお薬ですが、
作用する仕組みや体内での働き方が異なるため、切り替えるときには注意が必要です。
「リベルサスで効果が頭打ちになったから、明日からマンジャロに変えよう」
──というような自己判断での切り替えはNGです。
なぜなら、
GLP-1系の薬はどちらも消化管の働きやインスリン分泌に影響を与えるため、
服用(または注射)間隔を誤ると、
- 強い吐き気や腹部不快感
- 下痢・便秘
- まれに低血糖
といった副作用が出るリスクがあるからです。
また、マンジャロは少量から始めて徐々に増やす(漸増)タイプの薬です。
いきなり高い用量で始めると、身体が慣れていないため副作用が強く出ることもあります。
そのため、切り替える際には必ず医師と相談し、
- どのタイミングでリベルサスを中止するか
- マンジャロをいつから、どの量で始めるか
- 他の薬との併用をどう調整するか
といったスケジュールを明確にしておくことが大切です。
さらに、服用方法の違い(経口→注射)によって、
生活リズムや薬の管理方法も変わります。
そのため、「毎朝の服薬」から「週1回の自己注射」に切り替わることへの心理的な準備も大切なポイントです。

先生、リベルサスを飲んでるんですけど、最近あまり体重が減らなくなってきて…。
友達がマンジャロに変えたらすごく効果があったって言ってたんです。
私も変えてみてもいいですか?

なるほど。リベルサスとマンジャロはどちらも同じGLP-1系のお薬ですが、
実は働き方が違うんです。
リベルサスは飲み薬で、マンジャロは週に1回の注射になります。

そうなんですね。でも、同じGLP-1系ならすぐに変えても大丈夫なんですか?

そこがポイントなんです。
切り替えのタイミングを間違えると、吐き気やお腹の張りが強く出ることがあります。
特に、リベルサスをやめた直後にマンジャロを高い量で始めるのは避けた方がいいですね。

なるほど…。じゃあ、どうやって変えるのがいいんでしょうか?

通常は、リベルサスを中止してから数日〜1週間ほど間をあけて、
マンジャロを少量(2.5mg)からスタートすることが多いです。
体の反応を見ながら、4週ごとに少しずつ量を上げていく感じです。

少しずつ体を慣らしていくんですね。
注射ってちょっと不安ですが、痛くないですか?

意外と細い針なので、ほとんど痛みを感じない人が多いですよ。
それに、マンジャロは週1回だけなので、毎朝飲み忘れる心配も減ります。

それはいいですね。
でも、リベルサスから変えたあとって、何か気をつけることはありますか?

はい、いくつかあります。
まずは、食べすぎや脂っこいものを控えること。
胃の動きをゆっくりにする薬なので、無理をすると気持ち悪くなります。
それと、血糖値が下がりすぎないかも注意が必要です。
特に、他の糖尿病薬を併用している場合は、用量を調整することもあります。

なるほど。じゃあ、切り替えは先生と相談しながら進めた方がいいですね。

その通りです。
「すぐに効果を出したい」と焦らずに、体に合わせてゆっくり切り替えるのが大切です。
リベルサスとマンジャロ、どちらもいい薬ですから、
その人に合った使い方を見つけるのが一番ですよ。
マンジャロに切り替えることで期待できるメリット
リベルサスからマンジャロに切り替える方が増えている背景には、
単に「注射だから強い」という理由だけではなく、臨床的にも明確な違いがあります。
マンジャロ(チルゼパチド)は、GLP-1受容体に加えてGIP受容体にも作用します。
この“デュアル作用”により、食欲を抑えるだけでなく、脂肪燃焼や代謝改善も促進。
リベルサスと比較して、より大きな体重減少が報告されています。
(例)臨床試験では、同条件で使用した場合、
リベルサス群よりも平均で5〜10%ほど体重減少幅が大きいというデータもあります。
マンジャロは2つのホルモン経路を利用するため、インスリン分泌をより効率的にサポート。
その結果、空腹時血糖やHbA1cの低下効果がリベルサスより高い傾向にあります。
糖尿病の治療目的で使用する場合も、目標値達成率が上がりやすいことが特徴です。
リベルサスは毎朝、空腹時に服用して30分飲食を控えるという制約があります。
一方でマンジャロは、週1回の自己注射だけ。
忙しい方や飲み忘れが多い方にとっては、継続のしやすさが大きなメリットになります。
リベルサスは内服のため、胃で直接作用して吐き気やムカムカが出やすいケースがあります。
マンジャロは皮下注射のため、消化管を直接刺激しにくく、
同等量でも副作用が軽めに感じる人もいます。
GLP-1+GIPのデュアル作用により、単に体重を減らすだけでなく、
内臓脂肪の減少・肝機能の改善・インスリン抵抗性の改善といった、
「代謝の質を変える」ような長期的効果も期待されています。

先生、最近リベルサスを飲んでてもあまり体重が変わらなくて…。
SNSで「マンジャロに変えたらすごく痩せた」って話をよく見るんです。
ほんとにそんなに違うんですか?

確かにそう感じる方は多いですね。
マンジャロは、リベルサスと同じGLP-1受容体だけでなく、
もうひとつのGIP受容体にも作用する“デュアルアゴニスト”なんです。

デュアルアゴニスト…? なんだか難しいですね(笑)。

簡単に言うと、「食欲を抑えるスイッチ」と「脂肪を燃やすスイッチ」を
両方押してくれる薬というイメージです。
だから、リベルサスで減りにくくなった体重が、
マンジャロではまた減りやすくなることがあるんですよ。

なるほど! それはうれしいですね。
体重以外にも、変化ってありますか?

血糖コントロールもよくなる方が多いです。
リベルサスよりもHbA1c(平均血糖値の指標)が下がりやすい傾向があります。
また、脂肪肝の改善や中性脂肪の低下など、
「代謝全体が整ってくる」効果も期待できます。

それはすごいですね。でも注射って、やっぱり怖いかも…。

気持ちはわかります(笑)。
でも、マンジャロの針はすごく細くて、ほとんど痛くないんですよ。
しかも週に1回だけです。
毎朝リベルサスを飲んで30分食べられないより、
楽になったという方も多いです。

たしかに、それなら続けやすそうです。
副作用はどうなんですか? リベルサスのときは少し気持ち悪くなったんですが…。

マンジャロも最初のうちは少し胃のムカつきを感じることがありますが、
リベルサスよりゆるやかに吸収されるので、
「前より楽になった」と言う人も多いですね。
もちろん、量を上げるときは慎重に進める必要があります。

ふむふむ。じゃあ、体調を見ながら少しずつ慣らしていく感じですね。

の通りです。
切り替え後に体重・血糖・体調を定期的にチェックして、
自分の体に合ったペースで進めるのがポイントです。
焦らず長く続けることが、いちばん効果を引き出すコツですよ。

なるほど。ちょっと安心しました。
ちゃんと相談しながらやってみたいです!

いいですね。
リベルサスで得た良い習慣をそのまま活かしながら、
マンジャロでさらに次のステップを目指していきましょう。
向いている人・注意が必要な人
■ 向いている人
- リベルサスで効果が頭打ちになった人
- 体重や血糖が思うように減らない場合、マンジャロのデュアル作用が有効なことがあります。
- 忙しくて毎日の服薬が難しい人
- 週1回の注射で済むため、毎朝の内服管理の手間を省けます。
- 強い体重減少や代謝改善を目指す人
- 内臓脂肪や血糖改善など、リベルサスより広く深い効果が期待できます。
- 自己管理がしっかりできる人
- 注射のタイミングや量の管理、体調のチェックを自分で意識できる人に向いています。
■ 注意が必要な人
- 消化器系に持病がある人
- 胃腸に負担がかかる場合があるため、医師と相談が必要です。
- 妊娠中・授乳中の人
- 安全性が十分に確認されていないため、使用は避けるべきです。
- 注射に強い抵抗がある人
- 精神的な負担になる場合は、無理に切り替える必要はありません。
- 他の糖尿病薬との併用で低血糖リスクがある人
- SU薬やインスリンを使用中の場合、マンジャロ開始時に調整が必要です。

先生、マンジャロって私に向いてるんでしょうか?
体重も血糖もリベルサスで少し停滞気味で…。

なるほど。実は、マンジャロには向いている人と注意が必要な人がいます。
まず、向いているのはこんなタイプですね。

どんな人ですか?

◯リベルサスで体重や血糖が減りにくくなった人
◯毎日の服薬が面倒で、週1回にしたい人
◯しっかり自己管理ができる人
◯強く体重を減らしたい人
こういう方は、マンジャロのデュアル作用で効果を実感しやすいです。

なるほど。じゃあ私は…まあ該当するかも(笑)。
逆に、注意が必要な人は?

はい、注意したほうがいいのは次の方です。
◯消化器系に病気がある人(胃腸に負担がかかることがあります)
◯妊娠中・授乳中の方
◯注射がどうしても苦手な方
◯他の糖尿病薬と併用して低血糖リスクがある方

ふむふむ。確かに私は胃腸の調子は良くない時がありますね。

そうですね。もし胃腸に不安がある場合は、少量から始めて体調を見ながら増量することが大切です。
また、医師と相談して他の薬との調整も行いましょう。

なるほど、そういう人は無理に切り替えない方が安心なんですね。

その通りです。
逆に、リベルサスで効果が停滞していて、週1回で続けやすい方には向いています。
大事なのは、自分に合ったペースで安全に使うことです。

わかりました。焦らず、自分に合ったやり方で試すのが良さそうですね。

その通りです。無理せず、医師と相談しながら進めましょう。
医師に相談する際のポイント
マンジャロへの切り替えは、医師の指導のもとで行うことが必須です。
自己判断でリベルサスを中止したり、マンジャロをいきなり高用量で始めたりすると、
吐き気や下痢、低血糖などの副作用が出るリスクが高まります。
リベルサスの使用量、服用期間、服用タイミング
他の糖尿病薬やサプリ、健康食品などの併用状況
最近の体重の変化
HbA1cや血糖値の推移
胃腸の調子や副作用の有無
リベルサス中止からマンジャロ開始までのタイミング
初回投与量と段階的な増量のペース
注射方法や自己管理のポイント
吐き気や便秘が出たときの対応方法
低血糖になった場合の対応
服薬や食事の工夫
週1回の注射の曜日やタイミング
外食や旅行時の管理方法
運動や食事制限とのバランス

先生、マンジャロに切り替えたいんですけど、何を相談すればいいんでしょうか?
正直、どこまで話せばいいか迷ってます…。

そうですね。マンジャロへの切り替えは、正しい手順で進めることがとても大事です。
まず、リベルサスをどのくらい使っていたか、服用のタイミングや量を正確に伝えることから始めましょう。

なるほど。他にも伝えた方がいいことはありますか?

はい、体重や血糖の経過、最近の体調も共有してください。
特に胃腸の調子や、副作用の有無は大切です。
それをもとに、どのタイミングで切り替えるかや初回投与量を決めます。

初回の量って、人によって違うんですか?

そうです。マンジャロは少量から始めて徐々に増やす薬です。
いきなり高用量で始めると、吐き気や下痢など副作用が出やすくなります。
だから、医師と一緒にスケジュールを組むことが大切なんです。

副作用が出たらどうすればいいんでしょう?

吐き気や便秘、低血糖など、症状に応じた対策を事前に相談しておくと安心です。
また、服薬や食事の工夫も含めて、生活リズムに合わせた管理方法も確認しておくと良いですね。

なるほど。週1回の注射っていうのも、曜日や時間を決めた方がいいんですね。

その通りです。
生活リズムに合わせて曜日を決めると、忘れずに続けやすくなります。
旅行や外食の予定がある場合も、どう調整するか相談しておくと安心ですよ。

わかりました。リベルサスのことも含めて、全部相談すれば安全に切り替えられそうですね。

そうです。疑問や不安は遠慮せず全部聞くことが大切です。
安心して始められるように、医師と一緒に計画を立てましょう。
ここでお知らせをさせていただきます。
GLP-1注射薬「マンジャロ」がオンラインで購入できるクリニック「レバクリ」のご紹介です。
近隣にマンジャロを取り扱っているクリニックがない、クリニック受診に抵抗がある、多忙で受診する時間がない、安くマンジャロを手に入れたい、そんな方におすすめです!






























体験談・よくある質問

リベルサスで半年ほど体重が停滞していたのですが、マンジャロに変えてから週1回の注射だけで少しずつ減り始めました。
初めは軽い吐き気がありましたが、少量スタートで医師と相談しながら増量したので問題ありませんでした。

毎日飲むのが面倒で飲み忘れが多かったですが、マンジャロに切り替えたら週1回の注射で忘れる心配が減りました。
血糖コントロールも安定して、とても助かっています。

胃腸の調子が弱く、マンジャロを高用量で始めたら吐き気が強く出ました。
少量からゆっくり増やすことの大切さを実感しました。
- リベルサスをやめたらすぐにマンジャロを始められますか?
-
個人の体調や服薬状況によります。通常は数日〜1週間程度間隔をあけ、少量から開始することが多いです。
- 注射は痛いですか?
-
細い針で皮下注射するため、ほとんど痛みは感じません。週1回なので服薬管理も楽です。
- 副作用はありますか?
-
吐き気、便秘、下痢などが出ることがあります。多くは少量から開始することで軽減できます。
医師に相談すれば対応策を教えてもらえます。 - どのくらいで効果が出ますか?
-
個人差がありますが、数週間〜1か月程度で体重減少や血糖改善の変化を感じる方が多いです。
- どんな人に向いていますか?
-
- リベルサスで効果が停滞した人
- 忙しくて毎日の服薬が大変な人
- 体重や代謝改善を強化したい人
注意が必要な方は、胃腸に持病がある人や妊娠中の方、他の糖尿病薬との併用がある方です。
まとめ
近年、GLP-1受容体作動薬として注目を集めるマンジャロは、リベルサスを服用している方や、これから体重管理や血糖コントロールをさらに強化したいと考えている方にとって、新たな選択肢として話題になっています。リベルサスは毎日服用する内服薬で、空腹時に飲む必要があり、服用後30分間は食事や水分の摂取を控えなければならない制約があります。多くの方にとっては服薬の習慣をつけることで効果を実感できますが、忙しい日常生活の中では忘れてしまったり、タイミングをずらしてしまったりすることも少なくありません。その点、マンジャロは週に一度の注射で済むため、服薬管理の手間が大幅に軽減されます。注射と聞くと心理的にハードルを感じる方もいますが、針は非常に細く、痛みもほとんどなく、注射のタイミングを生活リズムに合わせやすいという特徴があります。こうした利便性の面は、リベルサスを継続してきた方の中でも、特に忙しい方や服薬管理が負担に感じていた方にとって大きなメリットとなります。
マンジャロは単に利便性が高いだけではなく、薬理作用の面でもリベルサスとは異なります。リベルサスはGLP-1受容体に作用して食欲を抑え、血糖を下げる効果がありますが、マンジャロはGLP-1受容体に加えてGIP受容体にも作用するデュアルアゴニストです。この二つのホルモン作用によって、単に食欲を抑えるだけでなく、脂肪燃焼や代謝改善を促進するため、リベルサスで体重減少が停滞していた方でも再び減量効果を感じやすくなります。臨床試験でも、リベルサスよりも平均で体重減少幅が大きく、血糖コントロールの改善もより高いことが報告されています。このことから、マンジャロは単なる次の選択肢というだけではなく、リベルサスで得られなかった効果を補完する「次世代型のGLP-1薬」としての位置づけもされているのです。
ただし、マンジャロは誰にでも無条件に適しているわけではありません。薬の効果が強力である分、切り替えの際には慎重な対応が求められます。まず重要なのは、リベルサスを自己判断で中止したり、高用量のマンジャロをいきなり使用したりしないことです。GLP-1系の薬は消化管の働きやインスリン分泌に影響を与えるため、服薬の間隔を誤ると吐き気や腹部不快感、下痢、便秘、さらには低血糖のリスクが高まります。そのため、切り替えのタイミングや初回投与量、漸増のペースは必ず医師と相談して決める必要があります。また、生活リズムや食事のタイミングも薬の効果や副作用に影響するため、週一回の注射の曜日やタイミングを自分の生活に合わせて決めることも大切です。こうした調整を行うことで、無理なく薬を継続し、最大の効果を引き出すことが可能になります。
マンジャロに切り替えることで得られるメリットは、体重減少だけではありません。血糖値の改善や内臓脂肪の減少、代謝全体の改善といった長期的な効果も期待できます。リベルサスで一度停滞した体重が再び減少し始める方も多く、糖尿病治療や生活習慣改善のモチベーションにもつながります。また、週一回の注射という服薬負担の軽減は、忙しい方にとっては生活の質を保ちながら継続できるという大きなメリットです。副作用についても、初期は軽い吐き気や便通の変化が出ることがありますが、少量から始めて段階的に増やすことで多くの場合は軽減されます。胃腸に不安がある方や他の薬との併用による低血糖リスクがある方は特に医師と相談しながら進めることが重要です。
記事全体を通して見えてくるのは、マンジャロへの切り替えは「単なる薬の変更」ではなく、生活習慣や自己管理、医師とのコミュニケーションを含めた総合的なステップであるということです。リベルサスを服用してきた方が次のステップに進む場合でも、体調やライフスタイルを考慮し、慎重に調整することが必要です。体重や血糖、体調の経過を記録し、疑問や不安は遠慮せず医師に相談することで、安全かつ効果的に切り替えることができます。
最後に、マンジャロへの切り替えを検討する際には、自分の体調や生活リズムを振り返り、どのようなメリットを最優先したいかを整理することも大切です。体重減少を重視するのか、血糖コントロールの安定を重視するのか、服薬の手間を減らしたいのかによって、切り替えのペースや開始量、生活面での工夫が変わります。リベルサスで得た習慣や効果をそのまま活かしつつ、マンジャロでさらに次のステップを目指すことで、無理なく、そして長期的に健康管理を続けることが可能になります。安全で効果的な切り替えは、医師との丁寧な相談と、自分自身の生活や体調への意識があって初めて実現できるものです。焦らず、一歩ずつ進めていくことが、最も理想的な方法と言えるでしょう。

先生、リベルサスからマンジャロに切り替えるのって、なんだか少し不安だったんですけど、この記事を読んで少し安心しました。
やっぱり、ちゃんと医師と相談して進めるのが大事なんですね。

その通りです。マンジャロは強力な効果が期待できる薬ですが、個人の体調や生活リズムに合わせて使うことが大切です。
焦らず、少量からスタートして体の反応を見ながら増量していけば、無理なく効果を実感できますよ。

なるほど。最初は吐き気やお腹の張りが出ることもあるけど、少しずつ慣れていく感じですね。
それに、週一回の注射だけなら、毎日の服薬で忘れる心配もなくて安心です。

そうですね。週一回の注射は生活の負担を減らす大きなメリットですし、血糖コントロールや体重管理も安定しやすくなります。
もちろん、体調の変化や副作用はしっかり観察しながら進めることが重要です。

私は、リベルサスで得た習慣や効果を活かしつつ、次のステップとしてマンジャロに挑戦してみたいと思います。
焦らず自分のペースで進めれば安心ですね。

その通りです。大切なのは、薬に頼るだけでなく、自分の生活習慣や体調と上手に組み合わせることです。
不安なことや疑問があれば、遠慮せず相談してください。
そうすることで、安全に、そして効果的にマンジャロを活用できます。

わかりました。先生と一緒に計画を立てて、自分に合ったやり方で進めていきます。
安心して切り替えられそうです。

いいですね。無理せず、少しずつ体を慣らして、健康な体作りを一緒に進めていきましょう。
マンジャロを上手に使えば、リベルサスで得られなかった効果も期待できますし、生活の負担も減りますからね。
今日はここまでです!
最後までお読みいただきありがとうございました!
参考文献
- 実験医学 2024年9月号 Vol.42 No.14グルカゴン・GLP-1・GIPの創薬革命
https://www.yodosha.co.jp/jikkenigaku/book/9784758125833/2126.html - 健康食スタートブック
https://www.jds.or.jp/uploads/files/publications/kenkoshoku_startbook/kenkoshoku_startbook.pdf - 肥満診療ガイドライン
https://www.jasso.or.jp/data/magazine/pdf/medicareguide2022_09.pdf - 2型糖尿病はどのように治療するのか?
https://www.jds.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=10 - 持続性GIP/GLP-1受容体作動薬「ゼップバウンド®」複合的な要因からなる慢性疾患「肥満症」を適応症として国内製造販売承認を取得
https://www.mt-pharma.co.jp/news/2024/MTPC241227.html - マンジャロ®皮下注2.5mg/5mg/7.5mg/10mg/12.5mg/15mgアテオス®
https://www.jstage.jst.go.jp/article/faruawpsj/59/3/59_228/_article/-char/ja/ - リリーのゼップバウンド®(チルゼパチド)ウゴービ®(セマグルチド)との直接比較試験において優位性を示す平均の体重減少率は、それぞれ 20.2%と 13.7%
https://mediaroom.lilly.com/PDFFiles/2025/25-01_com.jp.pdf - 【チルゼパチド(マンジャロ皮下注)】に関する公的分析の結果
https://c2h.niph.go.jp/results/C2H2212/C2H2212_Report.pdf - 医薬品インタビューフォーム
https://pins.japic.or.jp/pdf/medical_interview/IF00009887.pdf - 医薬品インタビューフォーム
https://pins.japic.or.jp/pdf/medical_interview/IF00007732.pdf - ゼップバウンド®(チルゼパチド)
https://medical.lilly.com/jp/zepbound - マンジャロ®皮下注アテオス® 服薬指導自己学習サポート
https://medical.lilly.com/jp/mounjaro/medication_guidance_support - 日本人 2 型糖尿病患者における新規 GLP-1 受容体関連薬の治療効果の違いを明らかに
https://www.yokohama-cu.ac.jp/res-portal/news/2023/oo9m1r0000002p99-att/20231013_tsukamoto_tanaka.pdf - GIP/GLP-1受容体作動薬「ゼップバウンド」 肥満症治療薬として発売 肥満症は複合的な要因からなる慢性疾患
https://dm-rg.net/news/d67cc117-81d9-4e3f-beaa-e137fa309eb7 - 持続性GIP/GLP-1受容体作動薬 チルゼパチド注射液
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- 血糖値を下げる注射薬 | 糖尿病情報センター
- https://dmic.ncgm.go.jp/general/about-dm/100/030/03.html
- 新たに登場する抗肥満薬の動向と展望-Jstage
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/103/3/103_753/_pdf/-char/ja
- 消費者庁、厚生労働省、国民生活センター 美容医療を受ける前にもう一度
- https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/information_002/pdf/consumer_policy_cms102_201127_01.pdf
- 自宅で完結?手軽に痩せられる?痩身をうたうオンライン美容医療にご注意!-糖尿病治療薬を痩身目的で消費者に自己注射させるケースがみられます-(発表情報)_国民生活センター
- https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20200903_1.html
- ビクトーザ® | ヒトGLP-1 アナログ注射液
- https://pro.novonordisk.co.jp/products/victoza.html?profession=physician
- オゼンピック® | 2型糖尿病治療剤 持続性GLP-1受容体作動
- https://pro.novonordisk.co.jp/products/ozempic.html?profession=physician&resource=/content/hcpexperience/jp/ja/products/ozempic/howtouse-ozempic-2mg-digest.html?restricted-content
- リベルサス® | 2型糖尿病治療剤 経口GLP-1受容体作動薬
- https://pro.novonordisk.co.jp/products/rybelsus.html?profession=physician
- 薬事・食品衛生審議会 医薬品第一部会 令和5年1月27日(金) 審議内容
- https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/001065720.pdf
- 厚生労働省医薬・生活衛生局医薬品審査管理課 新医薬品として承認された医薬品について 令和5年3月27日
- https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T230328I0120.pdf
- Real-world weight change, adherence, and discontinuation among patients with type 2 diabetes initiating glucagon-like peptide-1 receptor agonists in the UK
- https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35101924/
- 医薬品等を海外から購入しようとされる方へ |厚生労働https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/index.html
- 大正十一年法律第七十号健康保険法・法第一条
- https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=211AC0000000070