急激な減量はなぜ筋肉が落ちる?マンジャロ治療と筋肉維持のポイント

マンジャロで順調に体重が落ちている一方で、

「このまま痩せ続けて筋肉まで減ってしまわないだろうか?」
「体重は減ったけど、なんだか体力も落ちた気がする」
「リバウンドしやすい体にならないか心配」

このような不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

マンジャロは高い減量効果が期待できる治療薬ですが、短期間で体重が大きく減少した場合、脂肪だけでなく筋肉も一緒に減ってしまうことがあります。

そのため、SNSや口コミなどで「マンジャロを使うと筋肉が落ちる」という声を見かけることがあります。しかし実際には、マンジャロそのものに筋肉を減らす作用があるわけではありません。

問題となるのは、食事量の減少やタンパク質不足、運動不足などによって起こる「急激な減量」です。

筋肉量が減ると基礎代謝が低下し、疲れやすくなったり、リバウンドしやすくなったりする可能性があります。せっかく体重が減っても、健康的で引き締まった身体を維持できなければ理想的なダイエットとは言えません。

そこで大切なのが、「痩せること」だけではなく、「筋肉を維持しながら痩せること」です。

この記事では、急激な減量で筋肉が落ちる理由を医学的な視点から解説するとともに、マンジャロ治療中に筋肉を守りながら健康的に体重を減らすためのポイントについて詳しく解説します。

マンジャロをこれから始める方はもちろん、すでに治療中で筋肉量の減少が気になっている方も、ぜひ参考にしてください。

この記事の執筆者

石川 聡司
(新さっぽろウィメンズ ヘルス&ビューティークリニック 院長)

北海道大学医学部卒業後、北海道大学病院、帯広厚生病院など地域の中核病院に勤務。品川美容外科にて美容外科医として3年間の研鑽を積み、2021年に婦人科・美容外科を併設した当院を開業。

婦人科全般の診療のほか、美容医療では美肌治療、美容整形をはじめ脱毛・アートメイクなど幅広く対応する。

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目次

マンジャロで「筋肉が落ちる」と言われる理由

マンジャロについて調べていると、「筋肉が落ちる」「痩せたけれど体力がなくなった」といった口コミを見かけることがあります。

そのため、「マンジャロには筋肉を減らす副作用があるのでは?」と不安になる方もいるでしょう。

しかし、結論から言うと、マンジャロ自体に筋肉を減らす作用は確認されていません。

筋肉量が減少する原因は、マンジャロそのものではなく、減量に伴って起こる身体の変化にあります。

マンジャロは筋肉を減らす薬ではない

マンジャロ(チルゼパチド)は、GIP受容体とGLP-1受容体の両方に作用する治療薬です。

主な働きは、

  • 食欲を抑える
  • 満腹感を持続させる
  • 血糖値の上昇を抑える
  • 食事量を自然に減らす

といったものです。

つまり、マンジャロは筋肉に直接作用して分解を促進する薬ではありません。

「マンジャロを使ったから筋肉が落ちた」のではなく、「体重が減った結果として筋肉も一部減少した」というのが正しい理解です。

体重減少時には脂肪と筋肉が同時に減る

ダイエットによって体重が減少すると、多くの方は脂肪だけが減っていると思いがちです。

しかし実際には、体重減少時には脂肪だけでなく筋肉や体内の水分も一緒に減少します。

特に食事量が大きく減ると、身体は不足したエネルギーを補うために筋肉を分解し、エネルギー源として利用しようとします。

これは人間が本来持っている生理的な反応であり、マンジャロ治療に限った話ではありません。

一般的な食事制限ダイエットでも同様の現象は起こります。

急激な減量ほど筋肉減少リスクが高くなる

体重がゆっくり減る場合と比べて、短期間で急激に体重が減る場合は筋肉量も減少しやすくなります。

なぜなら、身体が「飢餓状態」に近い状況と判断し、筋肉を分解してエネルギーを確保しようとするためです。

特に以下のようなケースでは注意が必要です。

  • 食事量を極端に減らしている
  • タンパク質摂取が不足している
  • 筋トレをしていない
  • 短期間で大幅な減量を目指している

マンジャロによって食欲が抑えられると、食事量が大きく減ることがあります。

その結果、必要な栄養素まで不足してしまうと、脂肪だけでなく筋肉も失われやすくなってしまいます。

そのため、マンジャロ治療では「どれだけ体重が減ったか」だけでなく、「何が減ったのか」を意識することが大切です。

筋肉を維持しながら脂肪を減らすことが、健康的でリバウンドしにくいダイエットにつながります。

患者さん

マンジャロって筋肉を溶かす薬なんですか?

Dr.石川

いいえ。マンジャロ自体に筋肉を減らす作用はありません。

患者さん

じゃあ、なぜ筋肉が落ちるって言われるんですか?

Dr.石川

体重が減ると脂肪だけでなく筋肉も一部減るからです。特に食事量が少なすぎたり、タンパク質不足や運動不足があると筋肉が落ちやすくなります。

患者さん

体重が減ればいいわけではないんですね。

Dr.石川

その通りです。理想は筋肉を守りながら脂肪を減らすことです。

誤解実際
マンジャロが筋肉を減らす
マンジャロで痩せると筋肉も減ることがある
原因は急激な減量や栄養不足
筋トレとタンパク質摂取で対策できる

急激な減量で筋肉が落ちる3つの理由

「体重が減ると筋肉も落ちることがある」と言われても、なぜそのようなことが起こるのでしょうか。

実は、急激な減量によって筋肉が減少するのには明確な理由があります。

特にマンジャロ治療中は食欲が抑えられやすいため、意識しないと筋肉量が減少しやすい環境になってしまうことがあります。

ここでは、筋肉が落ちる主な3つの理由について解説します。

理由① エネルギー不足で筋肉が分解される

私たちの身体は、活動するためのエネルギーを食事から摂取しています。

しかし、摂取カロリーが大幅に不足すると、身体は不足したエネルギーを補うために蓄えられた脂肪を利用します。

これはダイエットにおいて理想的な状態ですが、エネルギー不足が大きくなると脂肪だけでは足りなくなり、筋肉も分解されてしまいます。

筋肉にはアミノ酸が豊富に含まれており、身体にとって重要なエネルギー源の一つです。

そのため、極端な食事制限や急激な減量を行うと、身体は筋肉を削りながら生き延びようとします。

体重は減っても、その中に筋肉が多く含まれてしまうと健康的な減量とは言えません。

理由② タンパク質摂取量が不足する

筋肉の材料となるのがタンパク質です。

マンジャロによって食欲が低下すると、食事全体の量が減少します。

すると、

  • 大豆製品
  • 乳製品

などのタンパク質源も十分に摂れなくなることがあります。

筋肉は常に分解と合成を繰り返しています。

しかし、タンパク質が不足すると新しい筋肉を作る材料が足りなくなり、分解が合成を上回る状態になります。

その結果、筋肉量は徐々に減少してしまいます。

特に高齢者では筋肉を作る力が低下しているため、タンパク質不足による影響を受けやすいとされています。

理由③ 運動量・筋トレ量が減少する

筋肉は使わなければ減っていく組織です。

例えば、長期間ベッドで安静にしていると筋力が低下することはよく知られています。

これは筋肉が「必要ない」と身体に判断されるためです。

ダイエット中も同じで、運動習慣がない場合や筋トレを行わない場合は、筋肉量が減少しやすくなります。

さらに、食事量が減ってエネルギー不足になると、

  • 疲れやすい
  • 身体を動かすのが面倒になる
  • 運動量が減る

という悪循環に陥ることがあります。

すると筋肉への刺激が不足し、さらに筋肉が減りやすくなってしまいます。

筋肉を維持するためには、「十分な栄養」と「適度な運動」の両方が必要です。

どちらか一方だけでは、筋肉減少を完全に防ぐことは難しいでしょう。

筋肉が落ちる3つの原因まとめ

原因起こること
エネルギー不足筋肉を分解してエネルギーを作る
タンパク質不足筋肉の材料が不足する
運動不足筋肉への刺激が減少する

つまり、マンジャロ治療中に筋肉が減る最大の原因は「薬」ではなく、「栄養不足」と「運動不足」です。

この2つを意識して対策することで、筋肉量を維持しながら効率的な減量を目指すことができます。

患者さん

食べる量が減るだけで筋肉って落ちるんですか?

Dr.石川

はい。身体はエネルギー不足になると脂肪だけでなく筋肉も利用しようとします。

患者さん

じゃあプロテインだけ飲めば大丈夫ですか?

Dr.石川

タンパク質は大切ですが、それだけでは不十分です。筋肉は使わなければ減るので、軽い筋トレや運動も必要です。

患者さん

薬のせいじゃなくて生活習慣も関係しているんですね。

Dr.石川

その通りです。マンジャロ治療では、食事と運動を組み合わせることが筋肉維持のポイントになります。

筋肉が落ちる原因対策
食べなさすぎ極端な食事制限を避ける
タンパク質不足毎食タンパク質を摂る
筋トレ不足週2〜3回の筋力トレーニング
活動量低下ウォーキングなどを継続

筋肉が減ると起こるデメリット

「体重が減るなら筋肉が少し落ちても問題ないのでは?」

そう考える方もいるかもしれません。

しかし、筋肉は身体を動かすためだけの組織ではありません。基礎代謝の維持や健康的な身体づくりにも重要な役割を果たしています。

そのため、ダイエット中に筋肉が大きく減少すると、さまざまなデメリットが生じる可能性があります。

ここでは代表的な4つのデメリットを見ていきましょう。

基礎代謝が低下する

筋肉は身体の中でも多くのエネルギーを消費する組織です。

何もしなくても消費されるエネルギーである「基礎代謝」の多くは筋肉によって支えられています。

そのため筋肉量が減少すると、基礎代謝も低下しやすくなります。

基礎代謝が下がると、

  • 同じ食事量でも太りやすくなる
  • 消費カロリーが減る
  • ダイエット効果が頭打ちになる

といった問題が起こりやすくなります。

せっかく体重が減っても、痩せにくい身体になってしまっては本末転倒です。

リバウンドしやすくなる

筋肉量の低下はリバウンドにも大きく関係しています。

ダイエット中は食事量を減らしているため体重が落ちますが、目標体重に達した後に食事量を戻す方は少なくありません。

しかし、筋肉量が減って基礎代謝が低下した状態では、以前と同じ量を食べても消費しきれなくなります。

その結果、

  • 体脂肪が増えやすい
  • 体重が戻りやすい
  • ダイエット前より太りやすくなる

といった状況が起こることがあります。

筋肉を維持しながら痩せることは、リバウンド予防のためにも重要です。

疲れやすくなる

筋肉は身体を支えるだけでなく、日常生活の動作にも深く関わっています。

筋肉量が減少すると、

  • 階段がつらい
  • 長時間歩くと疲れる
  • 立ち仕事がきつい
  • 運動を続けられない

といった変化を感じる方もいます。

体重が軽くなったにもかかわらず、「以前より疲れやすい」と感じる場合は、筋肉量の減少が影響している可能性があります。

見た目が痩せても引き締まらない

体重計の数字だけを見ると成功しているように見えても、筋肉が大きく減ってしまうと理想的な体型にならないことがあります。

筋肉には身体のラインを整える役割があります。

そのため筋肉量が不足すると、

  • お腹がたるむ
  • ヒップラインが崩れる
  • 二の腕がたるむ
  • メリハリのない体型になる

といった見た目の変化が起こることがあります。

近年は「体重より体型」が重視される傾向があります。

健康的で引き締まった身体を目指すためには、単に体重を落とすだけではなく、筋肉を維持しながら脂肪を減らすことが大切です。

体重だけを見ないことが大切

ダイエット中はどうしても体重の数字に目が向きがちです。

しかし、本当に重要なのは「何キロ減ったか」ではなく、「何が減ったか」です。

理想的な減量は、

✅ 体脂肪が減る
✅ 筋肉は維持される

という状態です。

マンジャロ治療中も体重だけで判断せず、体組成計などを活用しながら筋肉量の変化にも目を向けることが大切です。

患者さん

体重が減っているなら順調ですよね?

Dr.石川

もちろん体重減少は良いことですが、中身も大切です。

患者さん

中身ですか?

Dr.石川

脂肪が減っているのか、筋肉が減っているのかで結果は大きく変わります。

患者さん

筋肉が減ると何が問題なんですか?

Dr.石川

代謝が下がり、疲れやすくなったり、リバウンドしやすくなったりします。見た目の引き締まりにも影響します。

患者さん

体重だけ見て安心してはいけないんですね。

Dr.石川

その通りです。理想は脂肪を落として筋肉を守ることです。

筋肉量の低下起こりやすい変化
基礎代謝低下痩せにくくなる
エネルギー消費減少リバウンドしやすい
筋力低下疲れやすい
体型の変化たるみやすい
活動量低下さらに筋肉が減る悪循環

マンジャロ治療中に筋肉を維持する方法

マンジャロ治療で理想的なのは、筋肉をできるだけ維持しながら体脂肪を減らすことです。

実際に、同じ10kgの減量でも、

  • 脂肪中心に減った人
  • 筋肉も大きく失った人

では、見た目や健康状態、その後のリバウンドリスクに大きな差が生まれます。

筋肉を維持するためには特別なことをする必要はありません。

基本となるのは、

「しっかり食べるべきものを食べる」
「適度に身体を動かす」

この2つです。

ここではマンジャロ治療中に意識したいポイントを紹介します。

タンパク質をしっかり摂取する

筋肉を維持するために最も重要なのがタンパク質です。

筋肉はタンパク質から作られているため、材料が不足すると筋肉量を維持できません。

しかし、マンジャロによって食欲が抑えられると、

  • 肉類
  • 魚類
  • 納豆
  • 豆腐
  • 乳製品

などのタンパク質源まで十分に食べられなくなることがあります。

特に朝食を抜いたり、サラダだけで済ませたりする習慣は筋肉減少につながりやすいため注意が必要です。

まずは毎食タンパク質を意識することから始めましょう。

筋力トレーニングを取り入れる

筋肉は刺激を受けることで維持されます。

そのため、食事だけではなく筋力トレーニングも重要です。

激しいトレーニングを行う必要はありません。

例えば、

  • スクワット
  • 腕立て伏せ
  • プランク
  • ダンベル運動

などを週2〜3回行うだけでも筋肉維持に役立ちます。

特に脚の筋肉は全身の筋肉量の中でも大きな割合を占めているため、スクワットは効率的な運動の一つです。

有酸素運動だけに偏らない

ダイエットというとウォーキングやジョギングを思い浮かべる方も多いでしょう。

有酸素運動は脂肪燃焼に役立ちますが、それだけでは筋肉維持には不十分です。

有酸素運動ばかり行うと、

  • カロリー消費は増える
  • 体重は減る
  • 筋肉も減りやすい

という状態になることがあります。

理想的なのは、

筋トレ+ウォーキング

の組み合わせです。

筋トレで筋肉を守りながら、有酸素運動で脂肪を燃焼させることで効率的な減量を目指せます。

極端な食事制限を避ける

「早く痩せたいから食べる量をもっと減らそう」

この考え方は筋肉減少の大きな原因になります。

マンジャロを使用すると自然に食欲が低下しますが、さらに無理な食事制限を加えると栄養不足に陥る可能性があります。

特に、

  • 炭水化物を完全に抜く
  • 1日1食にする
  • サラダだけで過ごす

といった極端なダイエットはおすすめできません。

適切な栄養を摂りながら継続的に減量する方が、結果的にリバウンドもしにくくなります。

十分な睡眠を確保する

意外と見落とされがちなのが睡眠です。

筋肉は運動中ではなく、休息中に修復・成長します。

睡眠不足が続くと、

  • 筋肉の回復が遅れる
  • 食欲が乱れやすくなる
  • 疲労が蓄積する

といった問題が起こります。

一般的には7〜8時間程度の睡眠を目安にすると良いでしょう。

筋肉維持のためには、運動や食事だけでなく睡眠も重要な要素です。

筋肉を守るための5つのポイント

マンジャロ治療中は次の5つを意識しましょう。

✅ 毎食タンパク質を摂る

✅ 筋トレを週2〜3回行う

✅ 有酸素運動だけに偏らない

✅ 極端な食事制限をしない

✅ 睡眠時間を確保する

これらを継続することで、筋肉量の減少を抑えながら健康的な減量を目指しやすくなります。

患者さん

筋肉を維持するために一番大事なのは何ですか?

Dr.石川

タンパク質と筋トレです。この2つが特に重要ですね。

患者さん

ウォーキングだけではダメですか?

Dr.石川

ウォーキングも良い運動ですが、筋肉を守るなら筋トレも取り入れたいところです。

患者さん

食欲がなくてあまり食べられません。

Dr.石川

そんな時は卵やヨーグルト、豆腐、プロテインなど、少量でもタンパク質を摂れる食品を活用しましょう。

項目目標
タンパク質毎食摂取
筋トレ週2〜3回
ウォーキング週3〜5回
睡眠7〜8時間
急激な減量避ける

マンジャロ治療中におすすめのタンパク質摂取量

筋肉を維持しながら健康的に減量するためには、十分なタンパク質を摂取することが欠かせません。

しかし、

「どのくらい摂ればいいの?」
「プロテインは必要?」
「食欲がなくても大丈夫?」

と疑問を持つ方も多いでしょう。

マンジャロ治療中は食事量が減りやすいため、意識的にタンパク質を摂取することが重要になります。

一般的なタンパク質摂取量の目安

厚生労働省が示す推奨量はありますが、筋肉量を維持しながらダイエットを行う場合は、それよりも多めの摂取が推奨されることがあります。

一般的な目安は次の通りです。

状態目安
一般成人体重1kgあたり0.8〜1.0g
ダイエット中体重1kgあたり1.2〜1.6g
筋トレ習慣あり体重1kgあたり1.6〜2.0g

例えば体重70kgの方なら、

  • 一般成人:約56〜70g
  • ダイエット中:約84〜112g
  • 筋トレ習慣あり:約112〜140g

が目安になります。

ダイエット中はなぜタンパク質が重要なのか

ダイエット中は摂取カロリーが減少するため、身体は筋肉をエネルギーとして利用しやすくなります。

そのためタンパク質が不足すると、

  • 筋肉量の減少
  • 基礎代謝の低下
  • リバウンドリスクの増加

につながる可能性があります。

一方で十分なタンパク質を摂取することで、筋肉量の維持をサポートしながら脂肪を減らしやすくなります。

マンジャロによる減量効果を活かすためにも、タンパク質は積極的に摂取したい栄養素です。

タンパク質を多く含む食品

食事からタンパク質を摂る場合は、次のような食品がおすすめです。

食品タンパク質量(目安)
鶏むね肉100g約22g
サラダチキン1個約20〜25g
卵1個約6g
納豆1パック約8g
豆腐150g約10g
ギリシャヨーグルト100g約10g
鮭1切れ約20g
ツナ缶1缶約15g

特にマンジャロ治療中は食事量が減りやすいため、少量で効率よくタンパク質を摂れる食品を選ぶことがポイントです。

プロテイン活用のポイント

食事だけで必要量を摂れない場合は、プロテインを活用するのも一つの方法です。

プロテインは筋肉増強のためだけのものではありません。

最近では、

  • 朝食代わり
  • 間食代わり
  • 運動後の栄養補給

として利用する方も増えています。

一般的なプロテイン1杯には約15〜25g程度のタンパク質が含まれているため、食事量が少ない方には便利な選択肢です。

ただし、プロテインだけに頼るのではなく、基本は食事から栄養を摂ることが大切です。

タンパク質を効率よく摂るコツ

タンパク質は一度に大量摂取するよりも、毎食に分けて摂る方が効率的とされています。

例えば1日90gを目標にする場合、

  • 朝食:30g
  • 昼食:30g
  • 夕食:30g

のように分散して摂取すると良いでしょう。

また、

✅ 毎食に卵や肉・魚を加える

✅ 納豆や豆腐を活用する

✅ 間食をヨーグルトにする

✅ 足りない分をプロテインで補う

といった工夫もおすすめです。

体重別タンパク質摂取量早見表

ダイエット中の目安(体重1kgあたり1.2〜1.6g)で計算すると次のようになります。

体重1日の目安
50kg60〜80g
60kg72〜96g
70kg84〜112g
80kg96〜128g
90kg108〜144g

筋肉を維持しながら減量するためには、「食べる量を減らす」だけでなく、「必要な栄養をしっかり摂る」ことも重要です。

マンジャロ治療中は体重の変化だけでなく、タンパク質摂取量にも目を向けるようにしましょう。

患者さん

筋肉を維持するにはプロテインを飲まないとダメですか?

Dr.石川

必須ではありません。まずは食事から十分なタンパク質を摂ることが大切です。

患者さん

食欲がなくてあまり食べられません。

Dr.石川

その場合はプロテインも有効です。少量で効率よくタンパク質を補給できます。

患者さん

体重70kgならどれくらい必要ですか?

Dr.石川

ダイエット中なら1日84〜112g程度が目安になります。

タンパク質不足セルフチェック

以下に当てはまる項目が多い方は注意が必要です。

  • 朝食を食べない
  • 肉や魚をあまり食べない
  • ダイエット中で食事量が大幅に減った
  • 運動習慣がある
  • 最近疲れやすい
  • 筋力低下を感じる

3つ以上当てはまる場合は、タンパク質摂取量を見直してみましょう。

マンジャロで痩せた人の体組成変化はどうなる?

マンジャロによる減量効果は非常に高く、多くの方が体重減少を実感しています。

しかし、ここで重要なのは「体重が何kg減ったか」だけではありません。

本当に注目すべきなのは、

「脂肪がどれだけ減ったのか」
「筋肉がどれだけ維持できたのか」

という体組成の変化です。

体重計の数字だけでは分からない部分ですが、健康的なダイエットを目指すうえでは非常に重要なポイントになります。

体重減少の多くは脂肪量の減少

マンジャロによる減量では、体重減少の多くを体脂肪が占めると考えられています。

食欲抑制によって摂取カロリーが減少すると、身体は蓄積された脂肪をエネルギーとして利用します。

その結果、

  • 内臓脂肪
  • 皮下脂肪

が徐々に減少していきます。

これは肥満改善だけでなく、

  • 血糖値改善
  • 血圧改善
  • 脂質異常症の改善

などにもつながる可能性があります。

つまり、マンジャロによる減量は単なる美容目的だけでなく、健康面にも大きなメリットが期待できます。

一定割合で筋肉量も減少する

一方で、体重減少時には脂肪だけでなく筋肉量もある程度減少することが知られています。

これはマンジャロに限らず、

  • 食事療法
  • 運動療法
  • 他のダイエット薬

などでも同様です。

身体はエネルギー不足になると脂肪を利用しますが、その過程で筋肉も一部失われることがあります。

そのため、

「10kg痩せた」

という結果でも、

  • 脂肪が8kg減った場合
  • 脂肪が5kg、筋肉が5kg減った場合

では大きな違いがあります。

同じ体重減少でも、筋肉を維持できた方が代謝や体型の面で有利になります。

筋肉維持の取り組みで結果は変わる

筋肉量の減少は完全に防げるわけではありませんが、適切な対策によって最小限に抑えることは可能です。

特に重要なのは、

  • 十分なタンパク質摂取
  • 筋力トレーニング
  • 適度な運動習慣
  • 十分な睡眠

です。

同じマンジャロ治療を受けていても、

AさんBさん
タンパク質を意識食事量だけ減らした
筋トレを継続運動なし
睡眠を確保睡眠不足

このような違いによって、最終的な体組成には大きな差が生まれることがあります。

体重計だけでなく体組成計も活用しよう

ダイエット中は体重の変化ばかり気になりがちです。

しかし、筋肉を維持しながら減量するためには体組成の確認も大切です。

最近では家庭用体組成計でも、

  • 体脂肪率
  • 筋肉量
  • 骨格筋率
  • 基礎代謝量

などを測定できるものがあります。

もちろん測定値はあくまで目安ですが、体重だけでは分からない身体の変化を把握するのに役立ちます。

理想的な減量とは?

理想的な減量をシンプルに表すと次のようになります。

項目理想
体脂肪大きく減少
筋肉量できるだけ維持
基礎代謝維持
リバウンドリスク低い

逆に、

項目注意が必要
体脂肪あまり減らない
筋肉量大きく減少
基礎代謝低下
リバウンドリスク高い

という状態は避けたいところです。

マンジャロ治療では、単に体重を落とすことだけを目標にするのではなく、「筋肉を守りながら脂肪を減らす」ことを意識しましょう。

それが健康的で長期的に維持しやすいダイエットにつながります。

患者さん

10kg痩せたら成功ですよね?

Dr.石川

体重だけでは判断できません。何が減ったかが大切です。

患者さん

何が減ったか?

Dr.石川

脂肪が減ったのか、筋肉が減ったのかです。理想は脂肪中心に減ることです。

患者さん

筋肉が減るとどうなりますか?

Dr.石川

代謝が落ちたり、リバウンドしやすくなったりします。

患者さん

じゃあ体重計だけでは足りないんですね。

Dr.石川

はい。体組成計も活用すると、より健康的な減量を目指しやすくなります。

減ったもの理想度
脂肪 80〜90%★★★★★
筋肉 10〜20%程度★★★★☆
筋肉が大半★☆☆☆☆
※実際の割合は年齢・性別・運動習慣・食事内容などによって異なります。

こんな人は筋肉減少に注意

マンジャロによる減量で筋肉量が減少するリスクは誰にでもあります。

しかし、特に筋肉が落ちやすい特徴を持つ方もいます。

以下に当てはまる場合は、筋肉維持をより意識しながら治療を進めることが大切です。

高齢者

加齢とともに筋肉量は自然に減少していきます。

一般的に30歳頃をピークに筋肉量は徐々に減り始め、年齢を重ねるにつれてその傾向は強くなります。

そのため高齢者が急激な減量を行うと、

  • 筋力低下
  • 転倒リスク増加
  • 日常生活動作の低下

などにつながる可能性があります。

特に65歳以上の方は、体重だけでなく筋肉量にも注意を払いながら減量を進めることが重要です。

運動習慣がない人

筋肉は使わなければ維持できません。

普段から運動習慣がない方は、もともとの筋肉量が少ない傾向があります。

さらにマンジャロによる食欲低下で摂取エネルギーが減ると、

  • 筋肉への刺激不足
  • 栄養不足

が重なり、筋肉量が低下しやすくなります。

激しい運動は必要ありませんが、ウォーキングや軽い筋トレなどを習慣化することが大切です。

タンパク質不足の人

筋肉の材料となるタンパク質が不足している方も注意が必要です。

特に次のような方は、知らないうちにタンパク質不足になっていることがあります。

  • 朝食を抜くことが多い
  • 肉や魚をあまり食べない
  • ダイエットで食事量を大幅に減らしている
  • 野菜中心の食事が多い

食欲が落ちやすいマンジャロ治療中は、さらにタンパク質不足になりやすいため意識的な摂取が重要になります。

短期間で大幅減量を目指している人

「1か月で10kg痩せたい」
「できるだけ早く体重を落としたい」

このような考え方は筋肉減少のリスクを高める可能性があります。

急激な減量では、

  • エネルギー不足
  • 栄養不足
  • 筋肉分解

が起こりやすくなります。

体重の減少スピードが速すぎる場合は、筋肉も一緒に失われている可能性があります。

ダイエットは短距離走ではなくマラソンです。

無理な減量よりも、継続できるペースで健康的に体脂肪を減らしていくことが大切です。

女性も筋肉減少に注意

女性の場合、

「筋トレをするとムキムキになるのでは?」

と心配されることがあります。

しかし実際には、女性は男性に比べて筋肉がつきにくいため、一般的な筋トレで過度に筋肉質になることはほとんどありません。

むしろ筋肉量が減りすぎると、

  • 冷えやすい
  • 疲れやすい
  • 代謝が低下する

などの影響が出ることがあります。

引き締まった体型を目指すためにも、筋肉維持は重要です。

当てはまる人は特に注意

次の項目に当てはまる方は、筋肉減少リスクが比較的高い可能性があります。

□ 65歳以上である

□ 運動習慣がない

□ 朝食を抜くことが多い

□ 肉や魚をあまり食べない

□ 急いで痩せたいと思っている

□ 食事量が極端に少ない

□ 最近疲れやすくなった

当てはまる項目が多いほど、筋肉維持を意識した生活習慣が重要になります。

マンジャロ治療は体重を減らすことが目的ではありますが、健康的な身体を維持することも同じくらい大切です。

筋肉を守りながら減量することを意識して治療を続けましょう。

患者さん

筋肉が落ちやすい人っているんですか?

Dr.石川

はい。高齢者の方や運動習慣がない方は特に注意が必要です。

患者さん

私は運動を全然していません……。

Dr.石川

それなら軽い筋トレやウォーキングから始めると良いですね。

患者さん

早く痩せたいんですが。

Dr.石川

急激に痩せるほど筋肉も失われやすくなります。焦らず継続することが大切ですよ。

筋肉減少リスクチェック表

チェック項目リスク
高齢者高い
運動習慣なし高い
タンパク質不足高い
急激な減量高い
十分な睡眠が取れないやや高い
筋トレを継続している低い
タンパク質を意識している低い

マンジャロで筋肉を落とさず痩せるためのチェックリスト

ここまで解説してきたように、マンジャロ自体が筋肉を減らすわけではありません。

しかし、食欲低下による栄養不足や運動不足が続くと、脂肪だけでなく筋肉も一緒に失われる可能性があります。

筋肉量が減ると、

  • 基礎代謝の低下
  • リバウンドリスクの増加
  • 疲れやすさ
  • 体型の崩れ

などにつながることがあります。

そこで最後に、筋肉を維持しながら健康的に減量するためのポイントをチェックリスト形式でまとめました。

現在の生活習慣を振り返りながら確認してみましょう。

食事編

筋肉を維持するためには、まず十分な栄養を摂ることが大切です。

チェック項目

□ 毎食タンパク質を摂っている

□ 肉・魚・卵・大豆製品を意識している

□ 朝食を抜いていない

□ 極端な糖質制限をしていない

□ 1日1食などの無理な食事制限をしていない

□ タンパク質不足を感じたらプロテインを活用している

運動編

筋肉は使わなければ維持できません。

運動習慣の有無は筋肉量に大きく影響します。

チェック項目

□ 週2〜3回は筋トレをしている

□ スクワットなど下半身の運動を取り入れている

□ ウォーキングを継続している

□ エレベーターより階段を使うよう意識している

□ 長時間座りっぱなしを避けている

生活習慣編

睡眠やストレス管理も筋肉維持に重要です。

チェック項目

□ 1日7〜8時間程度の睡眠を確保している

□ 睡眠不足が続いていない

□ ストレスを溜め込みすぎていない

□ 急激な減量を目指していない

□ 無理なく継続できるペースで治療している

体重管理編

体重だけを見ると筋肉減少に気付きにくいことがあります。

チェック項目

□ 体重だけでなく体脂肪率も確認している

□ 体組成計を活用している

□ 体重の数字だけに一喜一憂していない

□ 筋力や体力の変化も確認している

理想的な人のチェック結果

次の項目に多く当てはまるほど、筋肉を維持しながら減量できている可能性があります。

チェック数目安
15〜20個非常に良好
10〜14個概ね良好
5〜9個改善の余地あり
0〜4個見直し推奨

すべてを完璧に行う必要はありません。

まずは、

  • 毎食タンパク質を摂る
  • 週2〜3回筋トレを行う
  • 十分な睡眠を確保する

この3つから始めるだけでも筋肉維持に大きく役立ちます。

マンジャロ治療は「とにかく体重を減らすこと」が目的ではありません。

筋肉を守りながら体脂肪を減らし、健康的な身体を目指すことが理想的な減量と言えるでしょう。

患者さん

結局、筋肉を守るには何をすればいいんですか?

Dr.石川

難しく考える必要はありません。タンパク質、筋トレ、睡眠の3つです。

患者さん

全部やらないとダメですか?

Dr.石川

まずはできるところからで大丈夫です。毎食タンパク質を意識するだけでも違います。

患者さん

体重ばかり見ていました。

Dr.石川

これからは体脂肪率や筋肉量も確認してみましょう。より健康的な減量につながります。

よくある質問(FAQ)

マンジャロは筋肉を溶かす薬ですか?

いいえ。

マンジャロ自体に筋肉を分解したり減少させたりする作用は確認されていません。

ただし、マンジャロによって食欲が抑えられ、食事量が大きく減少すると、脂肪とともに筋肉量も減少することがあります。

筋肉減少を防ぐためには、

  • 十分なタンパク質摂取
  • 筋力トレーニング
  • 適切な食事管理

を意識することが大切です。

プロテインは飲んだ方がいいですか?

必ずしも必要ではありません。

肉や魚、卵、大豆製品などから十分なタンパク質を摂取できている場合は、無理にプロテインを飲む必要はありません。

ただし、

  • 食欲が低下している
  • 食事量が少ない
  • タンパク質が不足しやすい

という場合には、プロテインが便利な補助食品になります。

特にマンジャロ治療中は食事量が減りやすいため、足りない分を補う方法として活用するのも良いでしょう。

筋トレしなくても痩せられますか?

体重を減らすだけであれば可能です。

しかし、筋トレを行わない場合は筋肉量も減少しやすくなります。

筋肉量が減ると、

  • 基礎代謝の低下
  • リバウンドリスクの増加
  • 体型の崩れ

などにつながる可能性があります。

健康的に痩せたい場合は、週2〜3回程度の筋トレを取り入れることがおすすめです。

理想的な減量ペースはどれくらいですか?

一般的には、

1か月で現在体重の3〜5%程度

が無理のない減量ペースとされています。

例えば体重80kgの場合、

  • 月2.4〜4kg程度

が一つの目安になります。

短期間で急激に体重を落とそうとすると、筋肉量の減少やリバウンドのリスクが高まる可能性があります。

焦らず継続できるペースで取り組むことが大切です。

女性でも筋トレは必要ですか?

はい。

女性にとっても筋トレは非常に重要です。

筋トレをするとムキムキになると思われがちですが、一般的な運動量で過度に筋肉質になることはほとんどありません。

むしろ筋肉を維持することで、

  • 基礎代謝の維持
  • 引き締まった体型づくり
  • リバウンド予防

につながります。

スクワットや自重トレーニングなど、無理なく続けられる運動から始めると良いでしょう。

筋肉量はどのように確認できますか?

筋肉量は体組成計で確認できます。

最近の家庭用体組成計では、

  • 体脂肪率
  • 筋肉量
  • 骨格筋率
  • 基礎代謝量

などを測定できる機種もあります。

測定値はあくまで目安ですが、体重だけでは分からない身体の変化を把握するのに役立ちます。

ダイエット中は体重だけでなく、筋肉量や体脂肪率も定期的に確認すると良いでしょう。

まとめ

マンジャロは高い減量効果が期待できる治療薬ですが、「筋肉が落ちるのでは?」と不安に感じる方も少なくありません。

しかし、マンジャロ自体に筋肉を減らす作用があるわけではありません。

筋肉量が減少する主な原因は、食欲低下による栄養不足や運動不足、そして急激な減量によって起こる身体の自然な反応です。

実際、どのようなダイエット方法であっても、体重が減る過程では脂肪だけでなく筋肉も一定程度減少する可能性があります。

だからこそ重要なのは、単に体重を落とすことではなく、「筋肉を維持しながら脂肪を減らすこと」です。

この記事のポイント

  • マンジャロ自体に筋肉を減らす作用はない
  • 急激な減量では脂肪とともに筋肉も減少しやすい
  • 筋肉量の低下は代謝低下やリバウンドにつながる
  • タンパク質摂取と筋力トレーニングが筋肉維持の鍵になる
  • 体重だけでなく体脂肪率や筋肉量も確認することが大切

マンジャロによるダイエットを成功させるためには、体重計の数字だけにとらわれないことが大切です。

「何kg痩せたか」ではなく、

「脂肪を減らしながら筋肉を守れているか」

という視点を持つことで、より健康的でリバウンドしにくい身体づくりにつながります。

食事・運動・睡眠のバランスを意識しながら、無理のないペースで治療を続けていきましょう。

筋肉を維持しながら減量できれば、見た目の引き締まりだけでなく、基礎代謝や健康状態の改善も期待できます。

マンジャロを上手に活用しながら、理想の体型と健康的な生活を目指していきましょう。

患者さん

結局、マンジャロを使うと筋肉は落ちるんですか?

Dr.石川

マンジャロが筋肉を減らすわけではありません。ただし、急激な減量や栄養不足によって筋肉が減ることはあります。

患者さん

どうすれば筋肉を守れますか?

Dr.石川

毎食タンパク質を摂り、適度な筋トレを続けることです。十分な睡眠も大切ですよ。

患者さん

体重だけ見ていればいいわけではないんですね。

Dr.石川

はい。筋肉を維持しながら脂肪を減らすことが、健康的でリバウンドしにくいダイエットのポイントです。

患者さん

安心しました。体重だけでなく筋肉量も意識してみます。

Dr.石川

それが理想的ですね。無理なく継続していきましょう。

参考文献

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