美容外科医が語る|糸リフトで後悔するのはこんな人

この記事の執筆者

石川 聡司
(新さっぽろウィメンズ ヘルス&ビューティークリニック 院長)

北海道大学医学部卒業後、北海道大学病院、帯広厚生病院など地域の中核病院に勤務。品川美容外科にて美容外科医として3年間の研鑽を積み、2021年に婦人科・美容外科を併設した当院を開業。

婦人科全般の診療のほか、美容医療では美肌治療、美容整形をはじめ脱毛・アートメイクなど幅広く対応する。

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Dr.石川

糸リフトは、特殊な医療用糸を皮下に挿入し、たるんだ皮膚を引き上げる美容施術です。
使用される糸には「トゲ(コグ)」が付いており、これが皮下組織に引っかかることでリフトアップ効果を発揮します。
糸には溶けるタイプと溶けないタイプがあり、溶ける糸は半年〜1年ほどで体内に吸収されますが、その間にコラーゲン生成を促し、肌のハリを改善する効果もあります。
施術はメスを使わず、短時間で終わるためダウンタイムが比較的少ないのが特徴です。
ただし、効果の持続期間は個人差があり、時間とともにリフト効果が薄れるため、定期的なメンテナンスが推奨されます。
糸リフトは、軽度〜中程度のたるみの改善に適しており、劇的な変化を求める場合はフェイスリフトなどの外科手術が必要になることもあります。

目次

糸リフトで後悔する人の7つの特徴

劇的な変化を求める人

糸リフトはたるみを引き上げる施術ですが、フェイスリフトのような劇的な若返り効果は期待できません。
大幅なリフトアップを求めていると、「思ったより変わらない」と感じて後悔することがあります。

持続期間を誤解している人

糸リフトの効果は半年〜1年程度が一般的で、溶ける糸の場合は時間とともにリフト効果が薄れます。
長期的な効果を期待していると、「こんなに早く戻るの?」と後悔する可能性があります。

ダウンタイムや痛みに敏感な人

糸リフトはメスを使わない施術ですが、腫れや内出血、痛みが出ることがあります。
仕事や予定が詰まっている人や、痛みに弱い人は「思ったより腫れて困った」と感じることがあります。

たるみが進行しすぎている人

肌のたるみが進行している場合、糸リフトだけでは十分なリフトアップ効果を得られません。
こうしたケースでは、フェイスリフトやヒアルロン酸注入との併用が必要になるため、「期待したほど効果がなかった」と後悔しやすいです。

価格を重視しすぎる人

安さを最優先にすると、経験の浅い医師が施術するリスクが高まり、不自然な引きつれや左右差が出ることがあります。
施術後に「もっと信頼できるクリニックを選べばよかった」と感じる人も。

結果をすぐに求める人

施術直後は腫れやむくみがあるため、本来の仕上がりが分かるまでに数週間かかります。
すぐに「失敗したかも…」と焦ってしまうと、不安が募りやすくなります。

しっかりとカウンセリングを受けていない人

自分のたるみの状態や希望に合った施術を理解せず、「とりあえず流行っているから」と受けると後悔しやすいです。

Dr.石川

糸リフトは手軽にリフトアップが可能な施術ですが、すべての方に適しているわけではありません。
特に、「劇的な変化を求める方」「効果の持続期間を誤解している方」「強い痛みや腫れに抵抗がある方」は、後悔する可能性が高いです。
また、たるみが進行しすぎている場合は糸リフトだけでは満足な結果が得られず、他の治療と組み合わせる必要があります。
施術前にしっかりカウンセリングを受け、自分の状態や希望に合った治療を選ぶことが大切です。

糸リフトで後悔しないための7つのポイント

劇的な変化を求めすぎない

糸リフトはフェイスリフトのような大幅な若返り効果を期待する施術ではありません。
「たるみの予防」や「自然なリフトアップ」を目的とする方に向いています。

効果の持続期間を理解する

糸リフトの効果は半年〜1年ほどで徐々に薄れていきます。
長期間維持したいなら、定期的なメンテナンスが必要です。

信頼できるクリニック・医師を選ぶ

経験豊富な医師が施術するクリニックを選ぶことが重要です。
価格だけで判断せず、症例写真や口コミを参考にしましょう。

自分に合った糸の種類を選ぶ

糸には溶けるタイプと溶けないタイプがあります。
肌質や希望に合わせた糸を選ぶことで、より満足度の高い結果が得られます。

ダウンタイムを考慮する

腫れや内出血が出る可能性があるため、大事な予定の前に施術を受けるのは避けましょう。

たるみの状態を見極める

たるみが進行している場合、糸リフトだけでは効果が十分でないことも。
必要に応じてヒアルロン酸やフェイスリフトなど、他の治療と組み合わせる選択肢も考えましょう。

施術後のケアをしっかり行う

施術後は強いマッサージや顔の激しい動きを避け、腫れや違和感が落ち着くまで適切なアフターケアを行うことが大切です。

後悔しないためには、施術前にしっかり情報収集をし、自分の期待値を現実的にすることが重要です。

Dr.石川

糸リフトを検討する際は、事前の理解が重要です。
まず、劇的な変化を求めすぎないこと
糸リフトは自然なリフトアップが目的で、過度な期待は後悔につながります。
次に、効果の持続期間を理解すること
一般的に半年〜1年程度で徐々に薄れるため、メンテナンスが必要です。
また、信頼できるクリニック・医師を選ぶことが最も大切です。
価格だけで決めると、技術不足による失敗リスクが高まります。
適切な糸を選ぶことも重要で、肌質や目的に合ったものを選択しましょう。
さらに、ダウンタイムを考慮すること
施術後は腫れや内出血が出るため、大事な予定前は避けましょう。
たるみの状態を見極めることも重要で、重度のたるみにはフェイスリフトが適している場合もあります。
最後に、施術後のケアを徹底すること
適切なアフターケアが、仕上がりの満足度を大きく左右します。

糸リフトが向いている人・向いていない人

向いている人

軽度〜中程度のたるみが気になる人
➡ フェイスラインのもたつきやほうれい線の改善に適しています。

メスを使わずにリフトアップしたい人
➡ 切らずにできるため、ダウンタイムが短いのがメリットです。

比較的若いうちにたるみ予防をしたい人
➡ 30〜40代で早めにケアを始めることで、将来的なたるみを軽減できます。

定期的なメンテナンスが可能な人
➡ 糸リフトは効果が永久ではないため、定期的な施術を受けられる方に向いています。

自然なリフトアップを求める人
➡ 「少し若返りたい」「ナチュラルな変化で満足できる」という方におすすめ。

向いていない人

たるみが重度の人
➡ 糸リフトだけでは十分な効果が得られず、フェイスリフトなどの外科手術が適している可能性があります。

劇的な変化を求める人
➡ 糸リフトは自然な引き上げが特徴で、大幅な変化を求めると期待外れになることも。

痛みや腫れに極端に敏感な人
➡ 施術後に腫れや内出血が出ることがあり、ダウンタイムを受け入れられない場合は不向き。

価格を最優先にする人
➡ 安さだけで選ぶと、技術の低いクリニックで施術を受けて後悔するリスクがあります。

長期間効果が続くと勘違いしている人
➡ 糸リフトは永久的な施術ではなく、1〜2年程度の持続期間が一般的です。

Dr.石川

「糸リフト=万能ではない」ことを理解し、自分の状態や希望に合った施術かどうかを見極めることが重要です。

まとめ:納得のいく施術を受けるために

糸リフトは手軽にリフトアップができる施術ですが、すべての人に最適とは限りません。
後悔しないためには、まず自分に合った施術かどうかを見極めることが重要です。
期待する効果や持続期間を理解し、適切な施術を選ぶことで満足度は大きく変わります。

また、クリニック選びは慎重に行うべきポイントの一つです。
糸リフトは医師の技術によって仕上がりが左右されるため、症例写真や口コミを確認し、経験豊富な医師が在籍するクリニックを選びましょう。
価格だけで判断すると、技術不足や適切でない糸を使用されるリスクがあり、結果的に後悔する原因になります。

さらに、施術後のケアやダウンタイムへの理解も大切です。
施術後は腫れや内出血が起こることがあるため、予定を考慮して余裕をもったスケジュールを組むことをおすすめします。
また、施術後の過ごし方によっては糸の効果が十分に発揮されないこともあるため、医師の指示を守り、適切なアフターケアを行うことが重要です。

納得のいく施術を受けるためには、事前の情報収集、正しい期待値の設定、そして信頼できる医師のもとで施術を受けることが不可欠です。
自分に合った施術を選び、正しくケアを行うことで、理想的な仕上がりを目指しましょう。

Dr.石川

最後までお読みくださり、ありがとうございました!

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