「処方箋なしでピルが買えたら楽なのに」
そう感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
最近、ピルの市販化に関するニュースが続き、「低用量ピルも薬局で買えるようになるの?」「いつから?」「どこで買える?」と混乱している声も増えています。
この記事では、低用量ピルは本当に市販されるのか、現在薬局で買えるピル・買えないピルの違い、そして市販薬・オンライン処方・クリニック処方それぞれの特徴について、わかりやすく整理します。
この記事の執筆者

石川 聡司
(新さっぽろウィメンズ ヘルス&ビューティークリニック 院長)
北海道大学医学部卒業後、北海道大学病院、帯広厚生病院など地域の中核病院に勤務。品川美容外科にて美容外科医として3年間の研鑽を積み、2021年に婦人科・美容外科を併設した当院を開業。
婦人科全般の診療のほか、美容医療では美肌治療、美容整形をはじめ脱毛・アートメイクなど幅広く対応する。
薬局で買えるピルがあるって本当?緊急避妊薬(アフターピル)の市販化について
この承認により、ノルレボは今後、一定の条件を満たした薬局で購入できるようになります。
患者さん最近、“ピルが薬局で買えるようになった”ってニュースを見たんですけど、本当ですか?
Dr.石川ニュース、よく見かけますよね。結論から言うと、“一部のピルは薬局で買えるようになる”というのは本当です。ただし、全部のピルではありません。
患者さんえ、どういうことですか?低用量ピルもですか?
Dr.石川いえ。市販化が承認されたのは、緊急避妊薬(アフターピル)です。
毎日飲む低用量ピルとは、目的も使い方もまったく違う薬なんです。
ノルレボ市販化の概要(厚生労働省承認内容)
報道されている内容を整理すると、ノルレボの市販化には以下のような条件が設けられています。
- 医師の処方箋は不要
- 研修を受けた薬剤師による対面販売が必須
- 購入時に薬剤師から説明を受け、その場で服用する形式
- 年齢制限なし・未成年者でも保護者の同意は不要
これは、安全性を確保しつつ、望まない妊娠を防ぐためにアクセスを改善する目的で導入されました。
いつから薬局で買える?販売時期について
ノルレボはすでに承認されていますが、すべての薬局で一斉に販売が始まるわけではありません。
2023年からは一部の薬局で試験販売が行われており、
今後は薬剤師研修や販売体制が整った薬局から、段階的に取り扱いが広がる見込みとされています。
現時点では、
2026年前半ごろから、購入できる薬局が徐々に増えていくと報じられていますが、
全国一律の正式な販売開始日は、今後の発表を待つ必要があります。
Dr.石川厚生労働省は2025年10月20日、緊急避妊薬のひとつである『ノルレボ錠』を、医師の処方箋なしで購入できる市販薬として承認しました。
患者さんじゃあ、もうすぐ薬局で買えるようになるんですね?
Dr.石川はい。ただし、いくつか条件があります。
低用量ピルとの違いに注意
ここで注意したいのは、市販化が承認されたのは「緊急避妊薬(アフターピル)」であり、低用量ピルではないという点です。
- ノルレボ:性交後に服用する「緊急用」の薬
- 低用量ピル:毎日服用し、避妊や月経トラブル改善を目的とする薬
低用量ピルは、現在も医師の診察・判断を前提とした処方薬であり、
薬局で自由に購入できる市販薬にはなっていません。
Dr.石川ノルレボは、
・医師の処方箋は不要ですが
・研修を受けた薬剤師がいる薬局で
・対面で説明を受けて
・その場で服用する
という形になります。
患者さん誰でも買えるんですか?年齢制限とかは?
Dr.石川年齢制限はなく、未成年の方でも保護者の同意は不要とされています。
ただし、安全に使うために、薬剤師がしっかり確認を行います。
ノルレボとは(基本情報)
- 成分:レボノルゲストレル
- 作用:排卵を遅らせる・抑制することで妊娠を防ぐ
- 服用目安:性交後72時間以内
- 妊娠阻止率:約80%前後と報告されています
- 安全性:比較的副作用は少ないとされていますが、吐き気や不正出血などが起こることがあります
患者さんもう今すぐどこの薬局でも買えるんですか?
Dr.石川いえ、まだです。
2023年から一部の薬局では試験販売が行われてきましたが、今後は準備が整った薬局から段階的に取り扱いが始まる予定です。
患者さん時期はいつ頃なんですか?
Dr.石川報道では、2026年前半ごろから購入できる薬局が増えていく見込みとされています。ただ、全国一斉にスタートする日が決まっているわけではありません。
患者さんじゃあ、低用量ピルもそのうち市販されるんですか?
Dr.石川そこは誤解されやすいポイントですね。
市販化が承認されたのは、あくまで緊急時に使うアフターピルです。
Dr.石川整理すると、
・ノルレボ:性交後に使う“緊急用”の薬
・低用量ピル:毎日飲んで、避妊や月経トラブルを改善する薬
という違いがあります。
患者さんなるほど、役割が全然違うんですね。
Dr.石川そうなんです。低用量ピルは現在も、医師が体調やリスクを確認したうえで処方する薬で、薬局で自由に買える市販薬にはなっていません。
患者さんちなみに、ノルレボってどんな薬なんですか?
Dr.石川成分はレボノルゲストレルで、排卵を遅らせたり止めたりすることで妊娠を防ぎます。
性交後72時間以内に服用すると、約80%前後の確率で妊娠を防ぐとされています。
患者さん副作用は大丈夫なんですか?
Dr.石川比較的安全性は高いとされていますが、吐き気や不正出血などが起こることはあります。
だからこそ、薬剤師による説明や確認が必要なんですね。
低用量ピルは市販で買える?【結論:現時点では不可】
結論からお伝えすると、低用量ピルは現時点では市販薬として薬局で購入することはできません。
市販化が承認されたのは、あくまで「緊急避妊薬(アフターピル)」であり、
毎日服用する低用量ピルは、引き続き医師の診察を前提とした処方薬です。
では、なぜ「低用量ピルも市販される」と思われがちなのでしょうか。
患者さん最近ニュースで“ピルが薬局で買えるようになる”って見たんですけど、
低用量ピルも処方箋なしで買えるようになるんですか?
Dr.石川そう思われる方、とても多いのですが、
現時点で市販されるのは低用量ピルではありません。
薬局で購入できるようになるのは、緊急避妊薬(アフターピル)です。
なぜ「市販される」と思われがちなのか
低用量ピルが市販されると誤解されやすい背景には、いくつかの理由があります。
まず大きいのが、アフターピルの市販化に関するニュースが増えていることです。
報道では「ピルが薬局で買えるようになる」という表現が使われることも多く、
詳しい説明を読まないと、すべてのピルが対象のように感じてしまいます。
また、一般的に
「ピル=避妊薬」
というイメージが強く、低用量ピル・アフターピルの違いがあまり知られていないことも理由の一つです。
さらに、
「緊急避妊薬(アフターピル)」
という言葉自体が馴染みのない人にとっては、
低用量ピルと同じ延長線上の薬だと捉えられやすい傾向があります。
こうした誤解は、決して知識不足や勘違いを責められるものではありません。
制度や薬の名称が分かりにくいこと自体が、混乱を生みやすい構造になっているのが実情です。
患者さんえっ、そうなんですか?
ニュースでは“ピル”って言ってたので、全部同じだと思ってました…
Dr.石川そうですよね。
報道では『ピルが市販化』と表現されることが多く、
低用量ピルとアフターピルの違いが分かりにくいのが実情です。
また、
・アフターピルの市販化ニュースが増えている
・“ピル=避妊薬”というイメージが強い
こうした理由から、混同されやすいんですね。
患者さんじゃあ、勘違いして検索する人が多いのも仕方ないですね…
Dr.石川はい。これは知識不足ではなく、
制度や言葉の使われ方が分かりにくいことが原因です。
低用量ピルが市販されていない理由(医学的視点)
低用量ピルが市販薬になっていないのには、医学的に明確な理由があります。
低用量ピルは、毎日・長期間にわたって服用を続ける薬です。
そのため、服用前にその人の体質やリスクをきちんと評価する必要があります。
特に重要なのが、血栓症のリスクです。
低用量ピルは安全性の高い薬ですが、体質や条件によっては血栓症のリスクがわずかに高まることが知られています。
そのため、医師は以下のような点を確認したうえで処方を判断します。
- 過去に血栓症や心血管系の病気がないか
- 喫煙の有無(特に35歳以上での喫煙)
- BMI(体格指数)
- 年齢
- 持病や併用薬の有無
これらは、自己判断だけでは見落とされやすい重要なポイントです。
また、低用量ピルは避妊だけでなく、
月経痛の改善、月経不順の調整、PMSの軽減など、
治療目的で使われることも多い薬です。
だからこそ、
「誰でも同じものを買って飲めばいい」
という市販薬の扱いには向かず、
医師の診察を通じて、その人に合った処方を行うことが前提となっています。
低用量ピルが処方薬として位置づけられているのは、
制限のためではなく、安全に、安心して使い続けるためなのです。
患者さんでも、どうして低用量ピルは市販されないんですか?
アフターピルはいいのに…
Dr.石川一番の理由は、服用の性質の違いです。
アフターピルは、
“緊急時に一度だけ使う薬”。
一方で低用量ピルは、
毎日、長期間にわたって飲み続ける薬です。
患者さんたしかに、飲み方が全然違いますね。
Dr.石川そうなんです。
低用量ピルは安全性の高い薬ですが、
まれに血栓症などのリスクがあるため、
服用前にいくつかの確認が必要になります。
患者さんどんなことを確認するんですか?
Dr.石川例えば、
・過去に血栓症や心臓・脳の病気がないか
・喫煙しているか(特に35歳以上)
・BMI(体格)
・年齢
・持病や他に飲んでいる薬
こうした情報を総合的に見て、
その方にとって安全に使えるかどうかを判断します。
患者さんなるほど…。
確かに、これは自己判断じゃ難しそうですね。
Dr.石川その通りです。
だから低用量ピルは、
“誰でも薬局で自由に買える薬”ではなく、
医師の診察を通じて処方される薬として位置づけられています。」
患者さん制限というより、安全のためなんですね。
Dr.石川まさにそこが大切なポイントです。
低用量ピルは、避妊だけでなく
月経痛の改善やPMSの軽減など、
治療目的で使われることも多い薬。
だからこそ、
安心して長く使ってもらうために、診察が必要なんです。
薬局で買えるピル・買えないピルの違い
「ピルが薬局で買える」と聞くと、
すべてのピルが対象のように感じてしまいがちですが、
実際には薬局で購入できるピルと、できないピルが明確に分かれています。
ここでは、その違いを医学的な観点から整理します。
患者さん先生、正直まだ混乱してて…。
薬局で買えるピルと、買えないピルって、何が違うんですか?
Dr.石川いい質問ですね。
まず大前提として、薬局で買えるピルと、買えないピルは種類がまったく違います。
薬局で買えるピル(市販薬)
現在、市販化の対象となっているのは、
**緊急避妊薬(アフターピル)**です。
緊急避妊薬(アフターピル)とは
緊急避妊薬は、
避妊に失敗した、または避妊できなかった性交後に、
妊娠を防ぐ目的で一時的に服用する薬です。
代表的な成分としては、
レボノルゲストレルが用いられています。
服用は原則として
性交後72時間以内が目安とされており、
排卵を遅らせたり抑制することで妊娠を防ぎます。
患者さんじゃあ、薬局で買えるのはどんなピルなんですか?
Dr.石川市販化の対象になっているのは、
緊急避妊薬(アフターピル)です。
患者さんアフターピルって、何かあった時に飲むやつですよね?
Dr.石川そうです。
避妊に失敗した、あるいは避妊できなかった性交のあとに、
妊娠を防ぐ目的で一時的に使う薬です。
毎日飲み続けるものではなく、
緊急時に1回だけ服用するのが特徴です。
購入条件がある場合が多い
アフターピルは「市販薬」とはいえ、
一般的な風邪薬のように誰でも自由に購入できるわけではありません。
多くの場合、
- 研修を受けた薬剤師による対面販売
- 服用方法・体調確認に関する説明
- その場での服用が求められるケース
など、一定の条件が設けられています。
これは、
「緊急時に使う薬」であること、
「確実に正しく使ってもらう必要がある薬」であることから、
安全性を重視した運用が取られているためです。
患者さん市販薬なら、普通にドラッグストアで買えるんですか?
Dr.石川実はそこも少し違っていて、
アフターピルは“市販薬”といっても、
誰でも自由に棚から取れる薬ではないケースが多いんです。
患者さんえ、そうなんですか?
Dr.石川はい。多くの場合、
・研修を受けた薬剤師による対面販売
・体調や服用タイミングの確認
・その場での服用を求められる
といった条件があります。
患者さんなるほど…。安全のためなんですね。
Dr.石川その通りです。
緊急時に正しく使われないと効果が下がってしまう薬なので、
薬剤師が関わる形での販売が基本になっています。
価格帯の目安
アフターピルの価格は、
薬局や販売形態によって差がありますが、
- 1回分でおおよそ1万円前後
- 場合によってはそれ以上になるケース
が多いとされています。
なお、自由診療・市販薬のため、
保険適用外となる点にも注意が必要です。
※価格はあくまで目安であり、実際の金額は薬局ごとに異なります。
患者さんちなみに、値段はどれくらいなんですか?
Dr.石川薬局や状況によって違いはありますが、
1回分で1万円前後になるケースが多いですね。
保険は使えないため、
全額自己負担になる点は知っておいてください。
薬局では買えないピル
一方で、以下のピルは
現在も薬局で市販されていません。
患者さんじゃあ、低用量ピルはどうなんですか?
Dr.石川低用量ピルと中用量ピルは、薬局では買えません。
今まで通り、医師の処方が必要です。
低用量ピル
低用量ピルは、
毎日継続して服用することで避妊効果を得る薬であり、
月経痛の軽減やPMS改善など、治療目的で使われることも多い薬です。
長期間服用する薬であるため、
- 血栓症のリスク評価
- 喫煙の有無
- 年齢・体格(BMI)
- 既往歴や併用薬の確認
といった医学的判断が必要になります。
このため、
医師の診察を前提とした処方薬として位置づけられています。
患者さんどうして低用量ピルは市販されないんでしょう?
Dr.石川低用量ピルは、
毎日、長期間にわたって飲み続ける薬だからです。
安全性は高いのですが、
まれに血栓症などのリスクがあるため、
服用前にいくつかのチェックが必要になります。
患者さんどんなことを確認するんですか?
Dr.石川例えば、
・年齢
・喫煙の有無
・体格(BMI)
・過去の病気
・他に飲んでいる薬
こうした情報をもとに、
その方に合うかどうかを判断します。
中用量ピル
中用量ピルは、
月経移動やホルモン治療など、
特定の目的で短期間使用されることが多い薬です。
ホルモン量が低用量ピルより多いため、
体調や使用目的に応じた判断がより重要となり、
こちらも医師の管理下で使用する必要があります。
患者さん中用量ピルも同じですか?
Dr.石川中用量ピルは、
月経移動など特定の目的で使われることが多い薬です。
ホルモン量が多いため、
使うタイミングや期間の判断がより重要になり、
こちらも医師の管理が必要です。
なぜ医師の判断が必要なのか
低用量ピルや中用量ピルが市販されていない理由は、
「危険だから」ではなく、
安全に使い続けるために個別の判断が欠かせない薬だからです。
体質や生活習慣によって、
同じ薬でもリスクの程度は異なります。
そのため、
- 事前にリスクを評価する
- 合わない場合は種類を変更する
- 副作用が出た際にすぐ対応できる
こうした点を考慮し、
医師の診察を通じた処方が必要とされています。
患者さんつまり、市販できないのは危ないからじゃなくて…?
Dr.石川そうです。
一人ひとりの体に合わせて、安全に使う必要がある薬だからです。
低用量ピルや中用量ピルは、
“誰でも同じように使える薬”ではありません。
だからこそ、
医師の診察を通じて処方する仕組みが続いているんです。
市販薬・オンライン処方・クリニック処方の違い
ピルを入手する方法には、現在いくつかの選択肢があります。
それぞれにメリット・デメリットがあり、
どれが正解というより、目的や状況に合った選び方が大切です。
ここでは、市販薬・オンライン診療・クリニック処方の違いを整理します。
患者さん先生、ピルって
市販で買う方法もあるし、オンラインもあるし、クリニックもあるし…
正直、どれがいいのか分からなくて。
Dr.石川そうですよね。
今は選択肢が増えた分、迷う方がとても多いです。
それぞれに向いている使い方があるので、順番に整理してみましょう。
市販薬のメリット・デメリット
市販薬のメリット
市販薬(主に緊急避妊薬)の最大のメリットは、
必要なときにすぐ入手できることです。
- 医師の診察を受ける必要がない
- 薬局で直接購入できる
- 急を要する場面では心理的ハードルが低い
「今すぐ必要」「受診の時間が取れない」といった状況では、
非常に現実的な選択肢といえます。
市販薬のデメリット
一方で、市販薬には限界もあります。
まず、医師の関与がない点です。
薬剤師から説明は受けられますが、
持病や体質を踏まえた医学的判断までは行えません。
また、市販薬は基本的に
一時的・緊急的な使用を前提としています。
- 継続的に使う薬ではない
- 副作用や体調変化があった場合の相談先が明確でない
- 体に合っているかどうかを評価しづらい
そのため、
長期的な避妊や体調管理には向いていないという点は理解しておく必要があります。
ここで大切なのは、
市販薬が「悪い」のではなく、
使いどころが限定されているということです。
患者さんまず、市販薬ってどうなんですか?
Dr.石川市販薬として購入できるのは、主に緊急避妊薬(アフターピル)です。
これは“今すぐ必要”という場面では、
とても助けになる選択肢です。
患者さん病院に行かなくていいのは楽ですよね。
Dr.石川その通りです。
・すぐ買える
・受診が不要
この手軽さは、市販薬の大きなメリットです。
患者さんでも、デメリットもありますか?
Dr.石川あります。
市販薬の場合、医師の診察や継続的なフォローはありません。
また、アフターピルは
あくまで緊急時に一時的に使う薬なので、
継続的な避妊や体調管理には向いていません。
患者さん体調が変わったとき、相談先がないのはちょっと不安ですね…
Dr.石川そう感じる方も多いですね。
市販薬は“必要な場面では有効”ですが、
長く使い続ける前提の薬ではないという点は知っておいてほしいです。
オンライン診療でのピル処方
近年、利用者が増えているのが
オンライン診療によるピル処方です。
オンライン処方の特徴
オンライン診療では、
- 医師が問診を行い
- 体調・既往歴・生活習慣を確認したうえで
- 処方の可否や種類を判断
します。
対面ではありませんが、
医学的な判断が入る点が、市販薬との大きな違いです。
オンライン処方のメリット
- 通院の必要がない
- 自宅で完結できる
- 忙しい人でも続けやすい
- 定期配送などで飲み忘れを防ぎやすい
特に、
「仕事や育児で時間が取れない」
「近くに婦人科がない」
といった方にとっては、現実的で続けやすい選択肢です。
また、体調に変化があった場合も、
オンライン上で医師に相談できる体制が整っているサービスが多いのも特徴です。
患者さんじゃあ、オンライン診療はどうですか?
Dr.石川オンライン診療は、
医師が問診を行ったうえで処方する方法です。
市販薬との大きな違いは、
医学的な判断が入ることですね。
患者さん対面じゃなくても大丈夫なんですか?
Dr.石川はい。
オンラインでも、
・既往歴
・喫煙の有無
・体調や服用歴
などを確認したうえで、
処方の可否やピルの種類を判断します。
患者さんそれなら安心感がありますね。
Dr.石川そうですね。
しかも、
・通院しなくていい
・自宅で完結する
・忙しくても続けやすい
という点で、
現実的な選択肢としてオンラインを選ぶ方は増えています。
患者さん仕事が忙しい人とかには向いてそうですね。
Dr.石川まさにそうです。
体調に変化があった場合も、
オンラインで医師に相談できる体制が整っているサービスが多いですよ。
クリニック処方の安心感
対面診療ならではの評価
クリニックでの処方は、
対面で直接診察を受けられる点が最大の強みです。
- 血圧測定
- 体格・体調の直接確認
- 必要に応じた検査
など、より細かな評価が可能になります。
副作用時の対応・定期フォロー
低用量ピルは安全性の高い薬ですが、
まれに副作用や体調の変化が起こることがあります。
クリニックでは、
- 副作用が出た際の迅速な対応
- ピルの種類変更
- 定期的なフォローアップ
といった継続的なサポートを受けやすいのが特徴です。
「安心を重視するなら」という選択肢
クリニック処方は、
「絶対にここでないといけない」というものではありません。
ただ、
- 初めてピルを使う
- 持病や不安がある
- しっかり相談しながら使いたい
といった方にとっては、
安心感を重視できる選択肢といえます。
患者さんじゃあ、クリニックでの処方はどう違うんですか?
Dr.石川クリニック処方の一番の強みは、
対面で直接診察できる安心感です。
患者さん具体的には?
Dr.石川血圧測定や体調の確認、
必要に応じて検査を行いながら、
より細かく状態を評価できます。
また、副作用が出たときも、
すぐに対面で対応できるのは大きなメリットです。
患者さんやっぱり一番安心なのはクリニックなんですね。
Dr.石川“安心を重視するなら”という意味では、そうですね。
特に、
・初めてピルを使う
・持病がある
・不安をしっかり相談したい
こういう方には、
クリニック処方が向いています。
患者さん結局、どれが正解なんでしょう?
Dr.石川正解は一つではありません。
・緊急時 → 市販薬
・忙しいけど医師の判断は欲しい → オンライン診療
・安心感・対面重視 → クリニック処方
というように、
ご自身の状況や優先順位で選ぶことが大切です。
結局どれを選ぶのがいい?目的別おすすめ
ピルの入手方法には複数の選択肢がありますが、
大切なのは「どれが一番いいか」ではなく、
「今の自分の目的に合っているかどうか」です。
ここでは、目的別におすすめの選び方を整理します。
患者さんここまで聞いて、選択肢があるのは分かったんですけど…
結局、私はどれを選べばいいんでしょう?
Dr.石川それ、いちばん大事なところですね。
実は“これが正解”という答えはなくて、
目的によっておすすめが変わるんです。
「とにかく今すぐ必要」場合
このケースに当てはまるのは、
避妊に失敗した、あるいは避妊できなかったなど、
緊急性が高い状況です。
このような場合は、
緊急避妊薬(アフターピル)の市販薬が現実的な選択肢になります。
- すぐに入手できる
- 医療機関を受診する時間がない場合でも対応できる
という点で、
時間との勝負になる場面では非常に重要な選択肢です。
ただし、市販薬は
あくまで緊急時の一時的な対応であり、
継続的な避妊や体調管理を目的とした使用には向いていません。
患者さん例えば、今すぐ必要な状況だったら?
Dr.石川その場合は、
市販の緊急避妊薬(アフターピル)が現実的です。
患者さん病院に行く時間がない時とかですよね。
Dr.石川そうです。
避妊に失敗したなど、時間との勝負になる場面では、
すぐに入手できることが最優先になります。
市販薬は、
そういった緊急時に使うための選択肢として、とても重要です。
患者さんでも、毎回それでいいわけじゃないんですよね?
Dr.石川はい。
あくまで“緊急時のみ”の対応と考えてください。
「手軽さ+医師の安心感」を重視したい場合
「忙しくて通院する時間が取れない」
「でも、医師の判断なしで薬を使うのは不安」
そんな方にとって、
オンライン診療でのピル処方はバランスの取れた選択肢です。
オンライン診療では、
- 医師が問診を行い
- 体質や既往歴を確認したうえで
- 処方の可否やピルの種類を判断
します。
通院の手間がなく、
自宅で完結できる一方で、
医学的な判断がしっかり入る点が大きなメリットです。
特に、
- 継続的に低用量ピルを使いたい
- 初めてピルを使うが、対面受診はハードルが高い
といった方にとって、
現実的で続けやすい方法といえるでしょう。
患者さんじゃあ、普段の避妊として使うなら?
Dr.石川その場合、
オンライン診療でのピル処方を選ぶ方が増えています。
患者さんオンラインって、ちゃんと診てもらえるんですか?
Dr.石川もちろんです。
オンラインでも、
・既往歴
・体調
・喫煙の有無
・過去のピル使用歴
などを医師が確認したうえで、
処方できるかどうかを判断します。
患者さん通院しなくていいのは助かりますね。
Dr.石川そうですね。
自宅で完結しますし、忙しい方にとっては
続けやすさと安心感のバランスが取れた方法です。
“市販薬は不安だけど、毎回クリニックに行くのは大変”
という方には、特に向いています。
「安全性・長期使用」を最優先したい場合
低用量ピルを
長期間安心して使い続けたい場合や、
体調面に不安がある場合は、
クリニックでの対面処方が向いています。
クリニックでは、
- 血圧測定や体調の直接確認
- 必要に応じた検査
- 副作用が出た際の迅速な対応
など、
より丁寧な評価とフォローが可能です。
特に、
- 持病がある
- 過去に副作用が出たことがある
- しっかり相談しながら使いたい
という方にとっては、
安心感を重視できる選択肢になります。
患者さんじゃあ、クリニック処方はどんな人向けですか?
Dr.石川安心感を最優先したい方ですね。
例えば、
・初めてピルを使う
・持病がある
・副作用が心配
・長期的にしっかり管理したい
こういった場合は、
対面で診察できるクリニック処方が向いています。
患者さん直接診てもらえるのは安心ですね。
Dr.石川はい。
血圧測定や体調確認、
副作用が出た時の対応など、
きめ細かなフォローができるのが強みです。
大切なのは「自分に合った選び方」
ピルの入手方法に、
一つの正解はありません。
- 緊急時なのか
- 継続使用を考えているのか
- 手軽さを優先するのか
- 安心感を重視するのか
こうした点を整理したうえで、
自分の状況に合った方法を選ぶことが何より大切です。
必要に応じて、
市販薬・オンライン診療・クリニック処方を
使い分けるという考え方も、決して間違いではありません。
患者さんなるほど…。
じゃあ、自分の状況次第なんですね。
Dr.石川その通りです。
とにかく今すぐ → 市販薬(緊急時のみ)
手軽さ+医師の安心 → オンライン診療
安全性・長期使用重視 → クリニック処方
こんなふうに考えてもらうと分かりやすいと思います。
患者さん無理に一つに決めなくてもいいんですね。
Dr.石川はい。
状況に応じて選ぶ、使い分ける、
それが今の時代に合ったピルの選び方です。
ここまで読んで、
「自分の場合はオンライン診療が合っていそう」
と感じた方もいるかもしれません。
※以下は、医師の診察を受けたうえでピルを処方してもらえる
オンライン診療サービスです。
PR 低用量ピルオンライン処方「エニピル」

15時までのお支払いで最短当日の発送!
ピル特化の遠隔診療サービスです。
登録、診療、お薬の受け取りまで全てオンラインで完結し、お薬は最短翌日、家のポストに届けられます。

料金プラン

ミニピルも取り扱ってます!

お取り扱いは15種類

よくある質問(いつから?どこで?値段は?)
- ピルはいつから薬局で買えるようになるの?
-
市販化が進んでいるのは、
緊急避妊薬(アフターピル)です。厚生労働省により、
アフターピルの市販化が承認され、
今後は条件を満たした薬局で購入できるようになる予定とされています。ただし、すべての薬局で一斉に販売が始まるわけではなく、
薬剤師研修や体制が整った店舗から、
段階的に取り扱いが広がる見込みです。なお、
低用量ピルは現時点では市販化されておらず、医師の処方が必要です。 - どこの薬局でも買えるの?
-
現時点では、
すべての薬局で購入できるわけではありません。アフターピルの市販販売は、
- 研修を受けた薬剤師が在籍している
- 対面販売が可能
- 所定の販売ルールを満たしている
といった条件を満たした薬局に限られる予定です。
そのため、
購入可能な薬局や対応時間は、
事前に公式発表や報道を確認する必要があります。 - 値段はいくらくらい?
-
市販のアフターピルの価格は、
薬局や販売形態によって差がありますが、- 1回分で1万円前後
- 場合によってはそれ以上になるケース
が多いと報じられています。
保険は適用されないため、
全額自己負担となる点には注意が必要です。※価格はあくまで目安であり、実際の金額は各薬局で異なります。
- 低用量ピルもそのうち市販されるの?
-
現時点では、
低用量ピルの市販化が決定したという公式発表はありません。低用量ピルは、
- 毎日・長期間服用する薬であること
- 体質や生活習慣によるリスク評価が必要であること
から、
医師の診察を前提とした処方薬として扱われています。今後の制度変更については、
厚生労働省などの公式発表を確認することが重要です。 - 市販薬とオンライン診療、どちらがいいの?
-
目的によって異なります。
- 今すぐ必要な緊急時 → 市販薬(アフターピル)
- 継続的な避妊・医師の判断を重視 → オンライン診療
- 安心感・対面診療を重視 → クリニック処方
といったように、
状況に応じて使い分けるのがおすすめです。 - 未成年でも薬局で買えるの?
-
報道されている内容では、
アフターピルの市販販売については、
年齢制限や保護者の同意を必要としない方向で検討・運用されています。ただし、販売方法や確認事項は薬局によって異なる可能性があるため、
事前に対応薬局の情報を確認することが大切です。
まとめ|低用量ピルは「手軽さ」より「安全性」が大切
近年、ピルに関する市販化のニュースが増え、
「薬局で気軽に買えるようになるらしい」
と感じた方も多いかもしれません。
しかし、実際に市販化が進んでいるのは
緊急避妊薬(アフターピル)であり、
低用量ピルは現在も医師の関与を前提とした処方薬です。
この違いを正しく理解することが、
ピルを安全に使ううえでとても重要です。
市販化ニュースに惑わされないことが大切
「ピル」という言葉は一括りにされがちですが、
薬の目的や使い方、リスクはそれぞれ異なります。
特に低用量ピルは、
- 毎日、長期間にわたって服用する
- 避妊だけでなく治療目的でも使われる
- 体質や生活習慣によってリスク評価が必要
といった特徴を持つ薬です。
そのため、
「手軽に買えるかどうか」だけで判断するのではなく、
安全に使い続けられるかどうかという視点が欠かせません。
低用量ピルは「医師の関与」が前提の薬
低用量ピルは、安全性が高く多くの方に使用されている一方で、
血栓症などのまれなリスクも知られています。
そのため、服用前には、
- 年齢
- 喫煙の有無
- 体格(BMI)
- 既往歴や併用薬
といった点を確認し、
その人にとって適切かどうかを医師が判断する必要があります。
これは制限のためではなく、
安心して長く使ってもらうための医療的な配慮です。
自分のライフスタイルに合った選択を
ピルの入手方法には、
市販薬・オンライン診療・クリニック処方など、
いくつかの選択肢があります。
大切なのは、
「どれが一番楽か」ではなく、
「今の自分に合っているか」という視点です。
- 緊急時には市販薬
- 忙しい方にはオンライン診療
- 安心感を重視するならクリニック処方
このように、
状況に応じて選ぶ、使い分けるという考え方も、
現代では自然な選択肢の一つです。
Dr.石川低用量ピルは、
正しく使えば生活の質を大きく支えてくれる薬です。
だからこそ、
手軽さだけに目を向けるのではなく、
安全性と安心感を大切にした選択をしていただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
参考文献・出典
厚生労働省
「緊急避妊薬(アフターピル)のスイッチOTC化に関する審議・承認情報」
TBS NEWS DIG
「緊急避妊薬『ノルレボ』処方箋なしで購入可能に 厚労省が承認」
沖縄タイムス
「緊急避妊薬、市販化へ 薬剤師の対面販売が条件」
毎日新聞
「緊急避妊薬の市販化、未成年も対象に」
■ 法制度・市販化に関する公的資料
- 厚生労働省
- 厚生労働省 医薬・生活衛生局
■ アフターピル(ノルレボ)に関する根拠
- PMDA(医薬品医療機器総合機構)
- 日本産科婦人科学会(JSOG)
- WHO(世界保健機関)
■ 低用量ピルに関する医学的根拠
- 日本産科婦人科学会
- 日本産婦人科医会
- PMDA
■ 安全性・副作用・リスク評価
- 厚生労働省
- FDA(米国食品医薬品局)
- UpToDate
■ 市販・オンライン診療・処方の比較根拠
- 厚生労働省
- 日本医師会

