みなさんはアフターピルについて、どのくらい知っているでしょうか。避妊をせずに性交渉をしてしまったとき、避妊に失敗してしまったとき、あるいは、万が一犯罪に巻き込まれて性暴力を受けてしまったとき、女性であれば真っ先に心配になるのが妊娠の問題だと思います。
望まない妊娠を未然に防ぐために、どのような行動をとればいいのか、なかなか現実の世界で身近に相談できる場所や人があるかたは少ないと思います。今回は、婦人科医である私が、アフターピルの効果や副作用、入手方法やよくある疑問について、詳しく解説していきたいと思います。
この記事の執筆者

石川 聡司
(新さっぽろウィメンズ ヘルス&ビューティークリニック 院長)
北海道大学医学部卒業後、北海道大学医学部附属病院、帯広厚生病院など地域の中核病院に勤務。品川美容外科にて美容外科医として3年間の研鑽を積み、2021年に婦人科・美容外科を併設した当院を開業。
婦人科全般の診療のほか、美容医療では美肌治療、美容整形をはじめ脱毛・アートメイクなど幅広く対応する。(医師紹介ページはこちら)
- 所属:日本美容外科学会JSAS、日本女性医学学会、日本産科婦人科学会、日本周産期新生児学会
モーニングアフターピルとは
アフターピルとは緊急避妊薬・緊急避妊ピルのことであり、「モーニングアフターピル」や「後のみピル」と呼ばれることもあります。
避妊せずに性交渉をした、あるいは避妊に失敗した、レイプ等の犯罪に巻き込まれた、などの場合に引き続いて起こる望まない妊娠を避けるための最後の避妊手段となります。アフターピルを服用することにより、正常な排卵を抑制・遅延させ、避妊効果が得られます。
アフターピルが必要な場面には下記のようなものが考えられます。
- 性暴力の被害にあったとき
- コンドーム(避妊具)が破れてしまったとき
- 避妊せずに性交渉や中出しをしてしまったとき
- ちゃんと避妊できたか心配なとき
- 低用量ピルを服用し忘れていたとき
アフターピルは正しい服用方法を守り、性交から72時間以内に服用することで、95%以上の避妊率を得ることができます。
アフターピルの避妊の仕組み
アフターピルの作用機序は十分に解明されていません。主に排卵の抑制あるいは遅延によるものと考えられています。
アフターピルを卵胞期(排卵前)に使用することによって、正常な排卵過程を阻害することが明らかにされています。LHサージ前にアフターピルが投与されるとLHサージの消失や遅延が起こり、約80%の女性ではその効果が5日以上続きます。
したがって、アフターピルを排卵前に投与することにより、その後5~7日間排卵が抑制され、その期間に女性の性器内に侵入しているすべての精子が受精能力を失うことになり、避妊が成立すると考えられています1) 。
アフターピルの服用方法
アフターピルの服用方法については下記の3種類があります。
- レボノルゲストレル法(商品名ノルレボ、レボノルゲストレル錠)
-
性交後72時間以内に1回1錠(1.5mg)を服用する
- エラ
-
性交後120時間以内に1回1錠(30mg)を服用する
- ヤッペ法
-
ノルゲストレルとエチニルエストラジオールの配合剤を性交後72時間以内に初回2錠、12時間後に2錠服用する
アフターピルとして日本で最も一般的に行われてきたヤッペ法ではありますが、1998年にWHO が行ったレボノルゲストレル法群と ヤッペ法群を比較した試験によると、有効性、安全性ともにレボノルゲストレル法群の優位性が確認されています2)。
さらに、レボノルゲストレル製剤が国内では唯一緊急避妊薬として承認されているため、レボノルゲストレル法を第一選択とすることが推奨されます。
アフターピルは性交渉からできるだけ早く、72時間以内に服用するよう注意してください。服用までの時間が早ければ早いほど、避妊成功率が高くなるという研究結果が出ています。
アフターピルの避妊率
アフターピルは正しい服用方法で、性交渉から72時間以内に服用することで、95%以上の避妊率が得られます。ノルレボでは、避妊をしなかった性交渉から服用するまでの時間が早ければ早いほど高い避妊率が期待できます。
避妊失敗から服用するまでの時間 | ノルレボの妊娠率3) | エラワンの妊娠率4, 5) |
---|---|---|
直後~24時間 | 1.7% | 1.6% |
24時間~48時間 | 0.7% | 2.1% |
48時間~72時間 | 2.5% | 2.3% |
72時間~96時間 | 1.1% | 2.1% |
96時間~120時間 | 4.8% | 1.3% |
アフターピルの入手方法は病院が安心で最速

アフターピルの入手方法としては、病院で処方してもらうことを最もおすすめします。アフターピルは医薬品なので、医療機関を受診して処方してもらうというのが王道です。
基本的には、対面診療で服用に問題がないかどうかのチェックを医師から受けた後に処方をしてもらうことをお勧めします。受診した際に、ピルの服用に関する不安点などについても、医師へ相談することが望ましいと思います。
最近はオンライン診療も行われており、通院せずにオンラインで診療を完結し、薬は後日郵送で届くシステムの病院も出てきています。

アフターピルの処方を行っている医療機関は以下のサイトにまとめられています。
また、インターネットで検索すると、通販も可能であり、処方以外の入手方法もあることに気がつかれると思います。しかし、そこには注意点もありますので、詳しくご説明します。
市販品はないから薬局・ドラッグストアでは買えない
日本ではアフターピルの市販品は認められていないため、薬局やドラッグストアで購入することはできません。産科や婦人科での処方が必要になりますが、保険適応はなく、自費での扱いになります。
日本でのアフターピルの使用は他の先進諸国にくらべて大きく出遅れています。先進諸国では、処方箋なしで薬局でアフターピル購入することが可能です。
日本でもアフターピルの市販薬化が検討されており、将来的には薬局やドラッグストアで購入が可能になるかもしれません。
通販で購入できるものは安心?

輸入した医薬品等を他者へ販売したり譲ったりすることは認められていません。個人輸入での購入は輸入者自身の個人的な使用の場合のみ許可されています。個人で使用するために輸入する場合は、輸入代行サイトなどを利用することになりますが、これには危険が伴います。
品質等の確認が行われていない医薬品は、期待する効果が得られなかったり、人体に有害な物質が含まれている場合があります。また、日本では未承認のものや、不衛生な場所や方法で製造されたものかもしれません。正規のメーカー品を偽った、偽造製品かもしれません。
薬が偽物で避妊に失敗するばかりか、副作用が強く出てしまったり、有害な物質や違法な物質がふくまれていて、健康被害にあってしまう可能性も考えられます。
日本国内で医薬品医療機器等法を遵守して販売等されている医薬品については、健康被害が生じた場合に、その救済を図る公的制度(医薬品副作用被害救済制度)があります。 しかし、個人輸入された医薬品による健康被害については救済の対象となりません8, 9) 。
また、アフターピルは服用までのタイムリミットがあるため、個人輸入では輸送に時間がかかり、有効な期限までに薬を飲むことができないリスクも考えられます。

やはり、病院で処方してもらうのが一番安全で確実であり、医師の立場としてはおすすめします。
アフターピルの種類と金額
アフターピルには次の3つの種類があります。
- レボノルゲストレル法
- エラ(エラワン)
- ヤッペ法
いずれも避妊を目的としたアフターピルの処方は自費診療となります。
また、性犯罪事件などの被害者となってしまった方の場合は、初診料や治療費などを公費で負担する公的支援制度(警察庁. 犯罪被害給付制度. https://www.npa.go.jp/higaisya/kyuhu/index.html, https://www.npa.go.jp/higaisya/kyuhu/pdf/hankyuukinP.pdf )があります。
対象となる費用は、初診料や診断書料、性犯罪被害に係る性感染検査費用、緊急避妊に要する費用、一時避難が必要な場合の宿泊費等です。
また、性犯罪の被害にあっても、「恥ずかしくて誰にも相談できない」、「どうしたらいいのか分からない」というかたのために、性犯罪被害相談電話窓口(警察庁. 性犯罪被害相談電話 「#8103(ハートさん)」. https://www.npa.go.jp/higaisya/seihanzai/seihanzai.html ) も用意されています。
レボノルゲストロル法 | エラワン | ヤッペ法 | |
---|---|---|---|
性行為から服用までのタイムリミット | 72時間以内 | 120時間以内 | 72時間以内 |
72時間以内の避妊率 | 97.5% | 97.7% | 96.8% |
120時間以内の避妊率 | 95.2% | 98.7% | ー |
妊娠阻止率 | 85% | 95% | 57% |
主要成分 | レボノルゲストレル | ウリプリスタール酢酸エステル | ノルゲストレル エチニルエストラジオール |
副作用の強さ | 弱い | 弱い | 強い |
安全性 | ○ | ○ | △ |
主な薬 | ノルレボ レボノルゲストレル | エラワン | プラバノール |
服用回数 | 1回 | 1回 | 2回 |
1回の服用錠数 | 1錠 | 1錠 | 2錠 |
金額(当院) | 10000円 | 10000円 | ー |
妊娠阻止率とは? 妊娠阻止率は緊急避妊薬を使用した場合に妊娠した数と予測される妊娠数との比率で計算されます。避妊率は緊急避妊薬を飲んだ全体の数のうち妊娠しなかった人の割合ですので、排卵日(いわゆる危険日)などの妊娠しやすい日以外の日の内服が多数含まれています。そのため避妊率は妊娠阻止率よりも高く計算されます。
妊娠阻止率は“危険日に緊急避妊薬を飲むことで避妊できる確率”と考えてもらうとわかりやすいかもしれません。
レボノルゲストレル法


レボノルゲストレルという黄体ホルモンを内服する方法です。
避妊に失敗した性交渉後から72時間以内にレボノルゲストレル単剤1.5mg錠を1錠服用します。できるだけ速やかに服用したほうが、妊娠率は低くなります。
後述するヤッペ法に比べて1回の服用で済むため簡便であり、避妊効果が高く、副作用も少ないという研究結果が得られています2) 。
また、日本では唯一緊急避妊薬として承認されており、一番多く使われているアフターピルです。
現在日本で発売されているレボノルゲストレルには2種類あります。
- ノルレボ®(一般名:レボノルゲストレル):日本初の緊急避妊薬
- レボノルゲストレル®(一般名:レボノルゲストレル):ノルレボの後発薬品(ジェネリック薬品)
他に、検索すると日本未承認薬が個人輸入サイトで複数みられています。
エラ(エラワン)
エラ(エラワン)は、主成分がウリプリスタール酢酸エステルであるアフターピルです。
ウリプリスタール酢酸エステルは選択的プロゲステロン受容体調節剤であり、排卵を送らせたり抑制する効果があります10) 。日本では子宮筋腫の治療薬として製造販売申請中です。海外ではアフターピルとしても使用されています。
最大の特徴として、性交から120時間以内に服用をすることができれば高い避妊の効果を得ることができる11) という点があります。一刻を争う緊急避妊法にとって、レボノルゲストレル法では72時間であったタイムリミットが120時間まで延びるのはとても大きな利点になります。
日本ではまだ未承認ですが、欧米では主流のアフターピルになっています。アフターピルとしての使用は未承認であるため、取り扱いのあるクリニックはまだ少数となっています。
ヤッペ法
ヤッペ法とは1970年代からある緊急避妊法で、かつては日本で最も一般的なアフターピルでした。
ヤッペ法は中用量ピルを使った緊急避妊法で、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの成分を含む中用量経口避妊薬(ノルゲストレル+エチニルエストラジオール)を性交渉があったタイミングから72時間以内に2錠服用し、さらにその 12 時間後に2錠服用するという方法です。
アフターピルとして日本で最も一般的に行われてきたヤッペ法ではありますが、最近のWHOの比較試験により、レボノルゲストレル法のほうが避妊率も安全性も優れているという結果がでています2)。
日本産婦人科学会の緊急避妊法に関する指針でも、レボノルゲストレルを第1選択とすることが推奨されており、ヤッペ法は他の緊急避妊法が利用できない場合に限り使用することとされています1) 。
アフターピルの服用時の注意点


アフターピル服用時の注意点として以下の2つの点があります。
アフターピルの起こりやすい副作用として、嘔吐がありますが、服用後2時間以内に吐き戻してしまった場合は再度受診し、できるだけ速やかにもう一度服用する必要があります1) 。
嘔吐を繰り返す場合は、別の緊急避妊法として銅付加子宮内避妊具(Cu-IUD)による避妊を考慮します。服用後2時間以降に嘔吐してしまった場合は、十分に薬剤が吸収されているため、追加投与は不要です1) 。
また、アフターピルはその後の避妊を保証するものではありません。服用後も次の生理まで効果的な避妊法の使用、または性行為を避ける必要があります。
アフターピルよりも確実な避妊方法として、低用量ピルがありますので、その後は低用量ピルを継続して服用することをぜひ検討していただきたいです。
アフターピルで失敗するケース
アフターピルの避妊率は非常に高いですが、まれに失敗してしまうこともあります。失敗する理由としては、以下のような場合が考えられます。
- 服用のタイミングが遅かった
- 正しく服用しなかった
- 副作用で嘔吐してしまった
- 肥満のため効果が出にくかった
- 個人輸入の薬のため、薬自体に問題があった(偽薬、成分が違うなど)
- 飲み合わせにより効果が落ちる薬と併用した(結核の薬、てんかんの薬など)
- アフターピル服用後に避妊せずに性交渉した



服用方法について、できればクリニックで担当医からしっかりと説明を受けましょう。
アフターピルの副作用
アフターピルの副作用として主に以下のようなものがあります。
- 吐き気や悪心
- 不正出血・生理周期の乱れ
- 頭痛・下腹部痛
- 眠気・倦怠感
- 下痢
- めまい
- 乳房痛
副作用は、服用から24時間程度でおさまる場合が多いです。また、全く副作用が出ないかたもいます。服用後、上記のような副作用が出現しても、1日程度安静にしていれば軽快します。
万が一、呼吸困難や激しい嘔吐などあまりにも強い副作用がでたり、いつまでたっても症状がおさまらない場合は、処方したクリニックにご相談ください。
また、繰り返しにはなりますが、アフターピルを飲んで2時間以内に吐いてしまうと、薬がが吸収される前であり、十分な避妊効果が得られなくなってしまいます。その場合は、すぐに医師と相談し、もう一度処方・服用をする必要があります1) 。
下痢の場合も、2時間以内で何度もくだしてしまった場合は相談が必要ですが、アフターピルは胃や小腸から吸収されるため、基本的には大丈夫です。
アフターピルでは性感染症の治療はできない
アフターピルはあくまでも緊急避妊のための薬です。性暴力などの被害にあい、無防備な性交渉をしてしまった場合は、妊娠だけでなく、性感染症の心配もあります。
アフターピルでは性感染症の予防や治療はできないため、万が一の場合はやはり病院で直接診察を受けることをおすすめします。
オンライン診療でも医師の診察は受けられますが、内診やエコー、血液検査などの詳しい検査はできません。直接診察をうけたほうが確実に診断や治療を行うことができます。
アフターピルで避妊が成功したサインは消退出血と生理


アフターピルを服用し次の生理がしっかりと確認できれば、避妊に成功したということになります。
アフターピルを服用したことにより、生理が通常の周期より早まったり遅くなったりします。概ね次の生理予定日1週間後までには生理が来ます。予定より1週間以上遅れて生理がみられない場合は、妊娠の可能性も考え、病院を受診するか、妊娠検査薬を使用してください。
また、生理よりも少量で期間が短い「消退出血」が起こることもあります。
消退出血が起こると成功?来ないパターンもある
アフターピル服用後、数日以降に起こる出血を消退出血といいます。アフターピルにより急激に増えた女性ホルモンが、急激に減るために子宮内膜がはがれて起こる出血です。通常の生理よりも期間が短く、出血量も少ないと言われています。
消退出血が起こると避妊に成功した可能性は高いです。また、消退出血が起こらない人もいますが、その場合も避妊に失敗してしまったわけではありません。
消退出血だと思った出血が、不正出血や妊娠初期の出血である場合もあります。いずれにしても避妊が成功したかどうか確実に判断できるのは次の生理がきてから、ということになります。
アフターピル服用後は女性ホルモンのバランスが崩れるため、生理の周期が不安定になり、生理は予定より早くなったり遅れたりすることがあります。
また、アフターピル服用後もさらに排卵する可能性があり、妊娠の可能性は残ります。次の生理がくるまで性交渉を控えるのがおすすめですが、どうしても難しい場合は、医師と相談の上、低用量ピルの服用をすぐに始める方法もあります。
次の生理がくると成功!
服用して3週間程度で生理による十分な量の出血がみられれば避妊に成功したということになります。生理予定日を1週間過ぎても生理がこない場合には、妊娠している可能性があるため、病院を受診するか、市販の妊娠検査薬でチェックすることをおすすめします。
また、生理が来た場合は、避妊に成功したと言えますが、アフターピルはあくまで緊急的な避妊方法であり、頻繁な使用は避けるべきです。この機会に、低用量ピルなど自分に合った確実な避妊方法を検討し、望まない妊娠を防ぐ対策を行うのがおすすめです。
アフターピルに関するよくある質問



アフターピルに関するよくある質問として、以下の2つにお答えします。みなさん気にされる点ですので、しっかりと確認してください。
アフターピルを服用して妊娠した赤ちゃんに影響はある?


アフターピルを服用した後に妊娠が発覚しても赤ちゃんに影響はありません。
妊娠初期に経口避妊薬を服用していた妊婦に関する複数の調査の結果、奇形などのリスクの上昇は認められていません6,7)。アフターピルを使って避妊に失敗しても胎児への悪影響はないと考えられています。
友人からもらったアフターピルを使ってもいいの?
他人が処方をうけたアフターピルを譲ってもらうのは明らかな法律違反で、固く禁じられています。
「病院で処方してもらうのは恥ずかしい」という人も多いですが、アフターピルには服用上の注意点や副作用も多く、医師と相談して処方してもらうのが一番安全で確実です。
どうしても直接病院を受診するのがためらわれるという場合は、オンライン診療という選択肢もあります。初診から薬の受け取りまで、自宅ですませることができるクリニックもありますので、検討してみてください。
参考文献
- 日本産婦人科学会. 緊急避妊法の適正使用に関する指針(平成28年度改訂版)
- Task Force on Postovulatory Methods of Fertility Regulation. Randomised controlled trial of levonorgestrel versus the Yuzpe regimen of combined oral contraceptives for emergency contraception. Lancet 1998; 352: 428-433 doi:10.1016/S0140-6736(98)05145-9
- 独立行政法人医薬品医療機器総合機構. ノルレボ0.75mg. https://www.pmda.go.jp/drugs/2011/P201100047/39014900_22300AMX00483000_K101_1.pdf
- An Update on Emergency Contraception. Am Fam Physician. 2014 Apr 1;89(7):545-550.
- Fine P, Mathé H, Ginde S, Cullins V, Morfesis J, Gainer E. Ulipristal acetate taken 48–120 hours after intercourse for emergency contraception. Obstet Gynecol. 2010;115(2 pt 1):257–263. doi: 10.1097/aog.0b013e3181c8e2aa
- Bracken, MB. Oral contraception and congenital malformations in offspring: a review and meta-analysis of the prospective studies. Obstet. Gynecol. 76(3 Pt 2), 1990, 552-7.
- Raman-Wilms, L. et al. Fetal genital effects of first-trimester sex hormone exposure: a meta-analysis. Obstet. Gynecol. 85(1), 1995, 141-9. doi: 10.1016/0029-7844(94)00341-a
- 厚生労働省. 医薬品等を海外から購入しようとされる方へhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/index.html
- 厚生労働省. 医薬品等の個人輸入についてhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/topics/tp010401-1.html
- Brache V, Cochon L, Jesam C, et al. Immediate preovulatory administration of 30 mg ulipristal acetate significantly delays follicular rupture. Hum Reprod. 2010; 25(9):2256–2263. doi: 10.1093/humrep/deq157
- Glasier AF, Cameron ST, Fine PM, et al. Ulipristal acetate versus levonorgestrel for emergency contraception: a randomised non-inferiority trial and meta-analysis. Lancet. 2010;375(9714):555–562. doi: 10.1016/s0140-6736(10)60101-8