目元のしわ|原因と対策・美容皮膚科の治療方法

目元のしわ
院長 石川

おはようございます。新さっぽろウィメンズ ヘルス&ビューティークリニック院長の石川です。

年を重ねるごとに、気になる「目元のしわ」。しわが目立つと、老けた印象に見えたり、疲れて見えたりしてしまいます。

しかし、目元のしわができる原因は加齢だけではありません。何気ない癖や日々の習慣によって、気付かないうちにしわが進行している場合も。原因を把握し、適切なケアで改善・予防していきましょう。

今回は、目元のしわの原因と対策方法、皮膚科での治療法について詳しくお伝えします。

目次

目元にしわができる原因

目元のしわの主な要因は、5つあります。

目元にしわができる原因
  • 肌の乾燥
  • 加齢によるハリ・弾力の低下
  • 眼精疲労
  • 紫外線
  • 外部刺激

肌の乾燥

目のまわりは皮脂の分泌が少なく、乾燥しやすいデリケートな部分です。空気の乾燥やスキンケア不足などによって肌のうるおいが奪われると、目の下や目尻に細かいしわができることも。

適切なケアをせずに細かいしわを放置してしまうと、乾燥が悪化して深いしわやたるみにつながるおそれもあります。

加齢によるハリ・弾力の低下

加齢とともに肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンが失われてしまい、しわを招きます。

また、目元の筋肉の衰えも原因の一つです。筋力が低下すると肌にハリがなくなり、目尻の表情じわが消えにくくなったり、目の下にたるみが生じたりします。

加齢による肌の老化を防ぐのは難しいですが、正しいスキンケアやメイクなどによって目立たなくすることは可能です。

眼精疲労

目が疲れると血行や新陳代謝が悪くなり、やがてしわとなってあらわれるのです。

長時間のスマートフォン・パソコンの利用により目を酷使する方が増えており、20代などの若い世代でも目元のしわができやすいと言われています。

眼精疲労

紫外線

紫外線も肌の保水力を低下させ、コラーゲンやエラスチンの減少を招く要因です。浴び続けることで肌内部にダメージが蓄積し、深いしわを引き起こします。

また、しわだけでなく乾燥やたるみ・シミなどさまざまな肌トラブルを招くおそれも。紫外線は季節や天候にかかわらず降り注ぐため、一年中紫外線対策を怠らないように注意しなければなりません。

外部刺激

外部からの刺激も大きく影響しています。洗顔時の摩擦や、花粉症の影響で目をこすることなどが考えられるでしょう。

目元に強い刺激が加わると肌のバリア機能が低下し、しわが増加しやすくなります。無意識のうちに目を擦ったりかいたりして、慢性的に刺激を与えてしまっているケースも多いです。

できてしまった目元のしわの対策方法

できてしまった目元のしわは、すぐには消えません。ですが、適切なセルフケアによって進行を防いだり、目立たなくしたりすることは可能です。自宅でできる目元のしわの対策方法をご紹介します。

保湿ケアを入念に行う

乾燥は目元のしわの大きな原因となるため、日々の保湿ケアをしっかりと行いましょう。いつものスキンケアに、目元専用のクリームや美容液などをプラスすると、より効果が期待できます。

また、美顔器による集中ケアもおすすめです。目元のお手入れに特化した家庭用美顔器を使用するとよいでしょう。

ただし刺激が強すぎると肌に負担がかかり、かえってしわを悪化させるおそれがあるため、使用方法や頻度は必ず守ってください。

目元の保湿

メイクでカバーする

しわ自体の改善は難しいですが、メイクでカバーするのも一つの方法です。ファンデーションやコンシーラー・ハイライトなどをうまく活用して、ベースメイクを工夫してみてください。

厚塗りすると、メイクがよれて余計にしわが目立つ場合もあるため、“薄めに塗る”のがポイントです。

また、きれいにしわを隠すためには、メイク前の保湿も欠かせません。肌が乾燥していると化粧がうまくのらない上に、崩れやすくなってしまいます。

目元&頭皮のマッサージ

目のまわりをやさしくマッサージすると、血行がよくなり、しわの改善が期待できます。

寝る前や、目の疲れを感じたときに、軽くほぐす感覚で行いましょう。クリームや美容液と組み合わせたり、ホットタオルで温めたりするとより効果的です。

さらに目元のマッサージに加えて、取り入れたいのが頭皮のケアです。頭と顔の皮膚はつながっているため、ヘッドマッサージによって目元のしわやたるみにアプローチできる可能性があります。

自分で行うのが難しい方は、美容院のヘッドスパを受けるのもよいでしょう。

美容皮膚科の目元しわ治療

セルフケアでの改善がなかなか見られない場合は、専門医による治療も検討してみましょう。ここでは、美容皮膚科で受けられる目元しわ治療について解説します。

目元のしわ治療の種類と効果

代表的な目元しわ治療としては、「ボトックス注射」と「ヒアルロン酸注射」が挙げられます。

ボトックス注射

効果は2〜5日後からあらわれ、約3ヶ月〜半年で徐々に元の状態に戻ります。

ボトックス注射は、ボツリヌス菌が産生する成分「ボツリヌストキシン」を筋肉内に注入する治療法です。筋肉の過剰な働きを抑え、目元や眉間・額などにできる表情じわを目立たなくする効果が期待できます。

痛みやダウンタイムはほとんどありません。施術後は多少の赤みや腫れが生じる場合がありますが、通常は数日でおさまります。

効果を持続させるためには、定期的な間隔で施術を受けましょう。

ボトックス目元

施術の主な副作用・リスク:施術中、チクっとした痛みを感じることがあります。術後、多少の赤み・腫れ・硬結・かゆみ・疼痛がでることがあります。

ヒアルロン酸注射

持続期間は6ヶ月〜2年程度です。

肌のハリやうるおいを保つのに欠かせない成分である「ヒアルロン酸」を注入し、内側から肌を持ち上げてしわを改善します。とくに、たるみによってあらわれる深いしわやくぼみに有効です。

ヒアルロン酸はもともと人間の体内にある成分のため、アレルギーや副作用の心配はほとんどありません。

施術直後から効果を実感しやすく、時間の経過とともにゆっくりと体内に吸収され、元の状態に戻っていくため、気になり始めたときに追加注入すると良好な状態を保てます。

施術の主な副作用・リスク:施術中、チクっとした痛みを感じることがあります。術後、注射部分にわずかに赤みを生じることがあります。注入部位の血行が良くなると、腫れや赤み・かゆみが出ることがあります。その他におこる可能性のある症状には、内出血、違和感、血管塞栓、血流障害、感染などがあります。

エステとのちがい

エステと美容皮膚科の大きなちがいは、“治療”であるかどうかです。

美容皮膚科では、医療知識を持つ専門医が、適切な診断・治療を行います。治療法も幅広く、ボトックスやヒアルロン酸の注入治療は、即効性があり効果が長く続く点もメリットです。

エステでもフォトフェイシャルやマッサージなど目元のしわに効果のあるメニューは用意されていますが、あくまでも美容施術であるため、皮膚科での治療に比べると高い効果は期待できません。

早く確実に改善を目指すのであれば、美容皮膚科がおすすめです。万が一肌トラブルが起きたときもすぐに診てもらえます。特に目元はデリケートな部分のため、専門医のもと、安心・安全に治療を受けましょう。

たるみも同時にケアできる?

たるみの状態にもよりますが、同時に治療が可能です。

特にヒアルロン酸注射は、目の下のたるみやくぼみの改善にも効果があります。ヒアルロン酸注射の施術を受けても、まだたるみが気になるときは、ハイフやレーザーなどほかの治療を勧められる場合もあるでしょう。

正しい目元のしわのケアと予防

目元のしわを発生させない・悪化させないためには、スキンケア方法や生活習慣の見直しが重要です。予防対策について詳しく見ていきましょう。

保湿と紫外線対策がポイント

紫外線はしわを引き起こす原因の一つです。毎日のスキンケアを見直し、目元の保湿を念入りに行いましょう。とくに洗顔後やお風呂上がりは肌の水分が逃げやすいため、徹底した保湿ケアが大切です。

また日中は、日焼け止めやサングラスなどで必ず紫外線対策をしてください。屋外だけでなく、屋内や車内でも紫外線が窓ガラスを通過して肌に悪影響を及ぼすリスクがあるため、油断はできません。

紫外線対策

クリームで目元のしわは改善できる?

目元専用のクリームには、しわに効くと言われている有効成分(レチノール※1・ナイアシンアミド※2など)を配合しているものもあります。保湿力も高いため、正しく使えば改善が期待できるでしょう。

ただし、どれくらい改善できるかは、しわの状態やケア方法によって異なります。ある程度深いしわの場合は、満足のいく効果が得られないかもしれません。

生活習慣の見直しも大切

日々のスキンケア・紫外線対策に加えて、生活習慣の改善によってもしわを防げる可能性があります。

以下の点に気をつけてみてください。

  • スマホやパソコンを使いすぎていないか
  • 目を擦ったりかいたりしていないか
  • 洗顔時にゴシゴシとこすり洗いをしていないか
  • 十分な睡眠をとっているか
  • バランスのよい食生活を心がけているか

あらゆる面からのアプローチで、新たなしわを予防しましょう。

それでも、セルフケアでなかなか効果が感じられない場合は、美容皮膚科での治療がおすすめです。疑問や不安など気になることがあれば、ぜひ当院へお気軽にご相談ください。

[参考文献]
※1 ラ ロッシュ ポゼ 公式サイト
※2 石神井公園駅前皮フ科

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