お手入れの手間が省け清潔感を保てる人気のVIO脱毛は、年々人気が高まっていて、特に全身脱毛とセットで一緒に契約する人が多い傾向です。
メリットが多いため満足される方が多数ですが、中には「VIO脱毛はしない方がいい」「VIO脱毛をして後悔した」といった声もあるので、実際に行うとなると不安になってしまいますよね。
このページでは、実際にVIO脱毛経験者62名に聞いた実際の声を元に、VIO脱毛のデメリットや「VIO脱毛はしないほうが良い」と言われる理由を掲載しました。
VIO脱毛をする前に、後悔した・失敗したと感じている方の意見を知ると、ご自身にデリケートゾーンの脱毛が向いているのか・向いていないのかが分かり、後悔も少なくなります。
これからVIOラインの脱毛をしたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください!
この記事の執筆者

石川 聡司
(新さっぽろウィメンズ ヘルス&ビューティークリニック 院長)
北海道大学医学部卒業後、北海道大学医学部附属病院、帯広厚生病院など地域の中核病院に勤務。品川美容外科にて美容外科医として3年間の研鑽を積み、2021年に婦人科・美容外科を併設した当院を開業。
婦人科全般の診療のほか、美容医療では美肌治療、美容整形をはじめ脱毛・アートメイクなど幅広く対応する。
- 所属:日本美容外科学会JSAS、日本女性医学学会、日本産科婦人科学会、日本周産期新生児学会
「VIO脱毛はしない方がいい」と言われる理由4つ
VIO脱毛に満足している方が多い一方で「VIO脱毛はしない方がいい」との声を聞いたことのある方もいらっしゃると思います。
その理由をまとめると、大きく分けて下記の4つです。
「VIO脱毛はしない方がいい」と言われる理由
- 痛みが強い
- 恥ずかしい
- 元に戻せない
- 思い通りのデザインにならない可能性がある
痛みが強い
脱毛をするとき、身体の中で特に痛みが強いと言われるVIO。皮膚が薄くデリケートなのはもちろんですが、神経や血管が集中している箇所なので、痛みが伝わりやすい傾向があります。
- 皮膚が薄くデリケート
- 神経・血管がたくさんある
- 太い毛が密集している
- 色素沈着がある
痛みの感じ方には個人差があるので一概にどのくらいとは言い切れませんが、一般的には「ゴムでパチンと弾かれるような痛み」と表現されます。


恥ずかしい
VIOへの照射は、エステサロンでは女性スタッフが、医療脱毛クリニックでは女性看護師が行います。
当然、照射する部分だけ紙ショーツやタオルをめくりながら脱毛を進めていくなど、恥ずかしさへの配慮もされています。
ですから、実際に照射を経験すると「思ったよりも恥ずかしくなかった」という方が多いのですが、中には「やっぱり恥ずかしかった」と通院を苦痛に感じる方もいます。
元に戻せない
VIO脱毛を行うと、脱毛前の状態に完全に戻すのは不可能です。
Vラインの形を少し整えた程度では問題とならないケースが多いですが、VIOすべての毛を脱毛するハイジニーナにしたときに「こんなに脱毛しなければよかった」と後悔するケースがあります。
形を整えただけのときでも、元の形から大きく変えた場合には、毛を残す範囲をもう少し広くしたくても元には戻せません。
思い通りのデザインにならない可能性がある
こんな形にしたい、と思って脱毛を進めても、思い通りのデザインになるとは限りません。
今回調査したVIO脱毛経験者へのアンケート結果においては、特に下記のような不満を持つ方が多い傾向でした。
- ムラになった・まだらに生えてきて見た目が変
- 毛をなくしすぎた
- 照射漏れがあり一部分だけ毛が残った
脱毛は成長期の毛にしか効果がないため、毛周期のバランスによっては一時的にムラになったり、まだらに見えてしまう場合があります。
このケースでは脱毛照射を続けていけばムラはなくなっていきますが、契約回数が足りない(途中で通院をやめてしまう)とまだらなままの仕上がりで終わるため、後悔が残ってしまいます。
他にも多いのは、「予定よりも毛をなくしすぎてしまった」ケースです。
毛量を減らしたい場合、一般的に最初の数回はVIO全体に照射して毛量を調整しますが、ごく稀に2~3回照射しただけで毛が生えなくなってしまう方がいます。
基本的には1〜3回の照射でハイジニーナになることは考えにくいので、そこまで心配はいりませんが、そういった事例があるのも念頭に入れておくといいでしょう。
あまり多くあることではありませんが、「照射漏れ」といって一部だけ照射が漏れてしまい、その部分だけ毛が抜けないケースがあります。
一列だけまとまってのこっていたり、一部位にまとまって毛が抜けずに残っている場合は照射漏れを疑います。
照射漏れは施術者の技術力によるものなので、無料で再照射をしてくれるクリニック・サロンがほとんど。あまり心配はいりませんが、照射漏れの対応に期限を設けているところもあり、そのままで仕上がってしまうケースが稀にあります。
VIO脱毛のデメリット
「痛みを強く感じやすい」以外にも、VIO脱毛には下記のようなデメリットがあります。
VIO脱毛のデメリット
- 回数・期間がかかりやすい
- 途中経過は見た目が良くない
- 脱毛後のトラブルが起きやすい
- IOラインの自己処理が難しい
- ナプキンが肌に直接当たり気になる
- 逆に黒ずみが気になるケースも
回数・期間がかかりやすい

VIO脱毛はほかの部位にくらべて、照射回数や期間が必要です。
医療脱毛では全体的に5回程度の照射で満足される方が多いのですが、VIOに関しては5回ではまだ生えてくるので、満足度を高めるためにはやはり8回程度の照射が必要です。
どの程度の仕上がりで満足するかは人によって違いますが、参考として目安回数を表にしました。
VIO脱毛の目安回数・期間(医療脱毛)
お手入れがラクになる | お手入れがほぼいらなくなる | |
---|---|---|
回数 | 5~8回 | 8~10 |
期間 | 1年~1年半 | 1年半~2年 |
全身+VIO脱毛の場合、ほかの部位の脱毛が完了してもVIOだけ追加で施術が必要となるケースも少なくありません。
回数・期間とともに、その分料金がかかってしまうのもデメリットの一つといえます。
VIOは1本1本の毛が太く毛量が多いため、サロンで脱毛を完了させるのは困難で、最低でも20回以上の照射が必要です。
完全になくすには数十回かかるため、期間もそれに比例して必要になります。また、サロン脱毛は永久脱毛ではないので、いったん脱毛が完了したと思っても時間が経つと再び毛が生えてきます。
途中経過は見た目が良くない
医療脱毛・サロン脱毛に関わらず、ハイジニーナにした場合や、Vを残してI・Oラインを全て脱毛する場合では、途中経過の見た目が良くなく、気になるケースがよく見られます。
脱毛は、自己処理⇒照射⇒生え始めのチクチクした状態⇒自己処理⇒照射といったサイクルの繰り返しです。
とくに、次の照射までのまだらな状態や生え始めは見た目があまり良くないため、「温泉に行けない」「パートナーに見せられない」といった事態を想定していないと後悔してしまう可能性があります。
脱毛後のトラブルが起きやすい
VIOはデリケートな部位なので、どうしても脱毛後の肌トラブルが起きやすい傾向があります。
- 赤み
- かゆみ
- 毛嚢炎
VIOは照射による赤みやかゆみだけでなく、毛嚢炎(赤くブツブツとした状態やニキビのような膿をもった状態)などの肌トラブルが起きやすい部位です。
これは、デリケートゾーンは下着との摩擦が起こりやすかったり雑菌が繁殖しやすかったり、皮膚が弱い部位だという点が影響しています。
照射によるダメージだけでなく、照射前の自己処理が原因で起こる場合もあり、初めてVIO部位の毛を剃る方は戸惑ってしまう方も多いです。
VIOに強い色素沈着がある場合は、やけどのリスクも増します。クリニックやサロンでは、やけどをしないように照射出力や範囲を調整していますが、やけどが起こる可能性がゼロではない点についても理解しておきましょう。
自己処理が難しい
脱毛前には、電気シェーバーやカミソリを使用した自己処理が必須です。ワキや腕、脚などといった部位の自己処理は簡単ですが、VIOはキレイにシェービングするのが難しい部位です。
自己処理の難しさには、手が届きにくい・皮膚が重なったり入り組んでいる・見えづらい、といった理由が挙げられます。
剃り残しの確認もしにくく、脱毛前のシェービングに時間がかかる点や無理な体勢で集中して行わなければいけない点もVIO脱毛のデメリットといえます。


ナプキンが直接肌に当たり気になる
VIO脱毛をすると「生理中快適に過ごせるようになる」方が多い一方で、ハイジニーナやIラインを全て脱毛した場合に、ナプキンが肌に直接当たるため、かぶれたり刺激でかゆくなる方が稀にいます。
特に肌が弱い方に多く、「毛がないことで血を遮るものがなく、経血が伝いモレしやすくなる」といった声もあり、これもデメリットとして挙げられます。
逆に黒ずみが気になるケースも
VIOの脱毛をすると自己処理が減るため、黒ずみが解消されるメリットがあるのですが、逆に黒ずみが気になり始める方もいらっしゃいます。
これは、脱毛でVIOラインが黒ずんでしまうわけではなく、毛がなくなったことによって今まで毛で隠れていた黒ずみが気になりだしてしまうのが原因です。
デリケートゾーンの黒ずみ対策には、専用の石鹸やクリーム、クリニックで販売されているハイドロキノンなどでのケアが有効です。
実際にVIO脱毛をした方に聞いた「後悔の理由」
実際にVIO脱毛を行った経験者の方62名に、「VIO脱毛をして後悔している点はありますか?」アンケート調査を行いました。
[アンケート概要]
- 調査期間:2022年4月5日~2022年4月12日
- 調査対象:VIO脱毛経験者62名
- 調査方法:インターネット調査(CrowdWorksタスク方式にてアンケート実施)
最も多かったのは、契約した回数では足りずに、「まだまだ生えてくる」「もう少し多い回数を契約すれば良かった」「もう少し通いたい」という不満でした(38.2%)。
その他、「形をもっと考えれば良かった」と仕上がりの状態に不満をもっているケース、「照射時の痛みが強く苦痛」と痛みを感じやすい点で後悔しているケースも多い回答数でした。
一方で、「後悔している点はない」と回答した方もいたり、上記後悔の理由も「しいていえば」と枕詞がついている方が多かったりと、VIO脱毛の総合的な満足度は高いこともわかりました。
今のところはメリットばかりで後悔しているところはありません。(女性・全身脱毛+VIO脱毛・TCB東京中央美容外科)
後悔はありません。スッキリしますし処理も楽になっていくので助かっています。(女性・VIO脱毛・フレイアクリニック)
ありません。むしろした方がいいと進めます。(女性・全身脱毛+VIO脱毛・レジーナクリニック)
VIO脱毛の効果・メリットは?
介護してくれる人の手間が減るように行う「介護脱毛」や、妊娠・出産に備えた「妊活脱毛」をする方もいて、VIO脱毛の需要は増えています。
多くの方が「やってよかった」「もっと早く始めておけばよかった」とするVIO脱毛。先に解説したようにデメリットもありますが、完了後はメリットのほうが大きいです。
VIO脱毛の効果・メリット
- お手入れがラクになる
- 自己処理による肌荒れがなくなる
- 黒ずみの解消
- 生理中のムレや匂いの軽減
- おしゃれの幅が広がる
- コンプレックスの解消
お手入れがラクになる
お手入れをする範囲にもよりますが、VIOは手が届きにくくデコボコしているので、お手入れが大変だと感じる方も多い部位です。
- 毎回違う形になってしまう
- 慎重にやっていても肌を傷つけてしまう
- 鏡を見ながらやっても上手に剃れない
- シェービングしても次の日にすぐチクチクしてしまう
VIOのお手入れをしたことがある方なら、上記のような経験があるのではないでしょうか。
どうしてもほかの部位にくらべてお手入れが大変ですが、脱毛後はお手入れがラクになるので時間も手間も省けます。
自己処理による肌荒れがなくなる
VIOはカミソリや電気シェーバー、ブラジリアンワックスなどを使用してお手入れをするかと思いますが、肌荒れしてしまうことも多いですよね。
- チクチクしてかゆみを感じる
- 赤いブツブツとした状態になる
- 乾燥しやすくなる
- 深剃りしてヒリヒリする
自己処理は肌表面を削ってしまうこともあり、肌が乾燥しやすくなったり細かな傷から雑菌が入り炎症を起こしてしまうときも。
脱毛後は自己処理の回数が減りますので、上記のような肌荒れやカミソリ負けの回数も減ります。
頻繁に自己処理を行っていて、何度も肌荒れを繰り返している方は、早めに脱毛を開始するのがおすすめです。かゆみ・痛みなどのストレスがなくなり、気分的にもラクになりますよ。
黒ずみの解消
普段は目につかなくても、ふとした瞬間に気づいて気になってしまうデリケートゾーンの黒ずみ。その主な原因は摩擦です。
頻繁に自己処理をする方はカミソリの摩擦で黒ずみになりやすいのはもちろん、繰り返す肌トラブルが黒ずみの原因に。
VIO脱毛後に肌への負担が減ると、ターンオーバーに合わせて黒ずみが徐々に解消する効果があり、見た目の清潔感が増します。
生理中のムレやにおいの軽減
生理中はデリケートゾーンがムレやすく、においが発生しやすい傾向があります。さらに、経血がアンダーヘアに絡みつき、なかなかきれいにふき取れない場合も。
生理中の不快感はほとんどの女性が直面しますし、月に1回あるので煩わしく感じてしまいますよね。
VIO脱毛をすると、毛がなくなるまたは毛量が減るため、ムレや気になるにおいが軽減できます。
雑菌の繁殖が抑えられたり、かゆみ・かぶれが減ったりといったメリットも。脱毛によるムレやにおいの軽減で、生理がぐっとラクになります。
おしゃれの幅が広がる
VIO脱毛後は、下着や水着からアンダーヘアがはみ出る心配をしなくて済みます。


さらに、アンダーヘアのお手入れをしてもVラインの毛穴が黒くポツポツと目立ってしまい水着を着るのに気が引けてしまう、といったこともなくなります。
さまざまなデザインの下着や水着を楽しめるようになり、おしゃれの幅が広がるのもVIO脱毛のメリットです。
頻繁に人の目に触れる部分ではないものの、エチケットとしてVIO脱毛を始める方もたくさんいらっしゃいます。
コンプレックスの解消
なかなか人に話す機会や他人と比較する機会はなくても、アンダーヘアにコンプレックスを抱いている方は少なくありません。
毛が生えている範囲であったり毛の量であったり、自分のアンダーヘアに何らかの不満を持っているもの。
VIOの脱毛をするとコンプレックスがなくなり、温泉・プールなどにアクティブに活動できるようになる効果があります。
コンプレックスがなくなり自分に自信が持てるのも、VIO脱毛の大きなメリットです。
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VIO脱毛で後悔しないためのポイント
さいごに、VIO脱毛で後悔しないためのポイントをまとめました。
「脱毛してよかった」「生理がラクになった」「自分に自信が持てるようになった」と思える脱毛のために、ぜひ参考にしてくださいね。
VIO脱毛で後悔しないためのポイント
- デザインを決めておく
- 痛みの少ない脱毛を選ぶ
- しっかり保湿をする
- 剃り残し無料のサロン・クリニックを選ぶ
- 粘膜部分まで照射できるか確認する
- 白髪になる前に脱毛をする
デザインを決めておく
事前にVIOのデザインをしっかり決めておくと、後悔しない脱毛ができます。
逆三角形・スクエア・オーバル・ハイジニーナなど、アンダーヘアのデザインはさまざまです。


同じ逆三角形であっても、どのくらいの大きさにするのか、どこまで脱毛するのか、は悩む部分でもあります。
事前にデザインをしっかり決めておかないと、のちに後悔する可能性が高くなってしまいますので、しっかり検討したうえで脱毛に臨みましょう。
さらに、パートナーがいらっしゃる方は、脱毛やデザインについて説明しておくと安心です。
アンダーヘアがない方が好印象といった意見もある一方、ハイジニーナは好みではない男性も。
「デザインを自分で選べない」といった方は、クリニックやサロンでも相談に乗ってもらえるので、カウンセリング時に相談するといいでしょう。
ハイジニーナの場合8回での完了は難しく、完全にツルツルの状態を目指すならば最低でも10回、人によってはそれ以上の照射が必要なことを理解しておきましょう。
ハイジニーナに興味はあるけどなかなか踏み切れないといった方は、まずは形を整えるところから始めて、のちにハイジニーナを考える手もあります。
痛みの少ない脱毛を選ぶ
痛みを感じやすい部位ですので、不安な方は痛みの少ない脱毛を選ぶのがおすすめです。
せっかく脱毛を始めても照射時の痛みがストレスになってしまったり、痛すぎて途中で断念してしまうのは避けたいですよね。
とくに5回コースなどの回数コースを契約する場合、途中で通わなくなってしまうのはもったいないです。
痛みが心配な方は、以下のような痛みの少ない脱毛を選ぶようにします。
- 蓄熱式脱毛
- 麻酔が使用できるクリニック
- サロンで行う光脱毛
弱いパワーで毛根にじっくりと熱を与え発毛に関わる組織を破壊する「蓄熱式脱毛」は、痛みを感じにくいためおすすめです。
さらに、麻酔を使用できるクリニックであれば、痛みをあまり感じずに脱毛が完了します。
数年経つと再び毛が生えてきてしまうだけでなく、照射回数もかかってしまいますが、サロンで光脱毛をするのも痛み対策の一つの方法です。
しっかり保湿をする
照射前・照射後は肌の保湿をしっかりと行いましょう。
- 乾燥した肌への照射は負担が大きくなる
- 乾燥した肌は敏感なため痛みを感じやすい
- 照射後は肌が乾燥しやすい
- 保湿で肌トラブルを軽減できる
クリニック・サロンで説明されるかと思いますが、脱毛後のデリケートな肌には保湿が欠かせません。
さらに、乾燥した肌への施術はさまざまなトラブルを招く危険性もありますので、契約前であっても脱毛を考え始めたらデリケートゾーン専用の保湿剤や敏感肌用のクリームなどを利用し、日常的に肌の保湿をしましょう。
剃り残し無料のクリニックを選ぶ
剃り残しへの対応やOラインなど手の届かない場所のシェービングに関する規定は、クリニックによって異なります。
基本的には照射前日に自己処理を行うとしても、剃り残しが発生してしまったときのために、以下の項目をチェックしておくと安心です。
- 手の届かないOラインのシェービング代
- 剃り残しのシェービング代
- 剃り残しが多い場合の対応
通院するたびにシェービング代がかかってしまうと、思っていたよりも高額になってしまうケースも。
自己処理が少しでも不安な方は、Oラインや剃り残しのシェービングが無料のクリニックを選ぶようにしましょう。
粘膜部分まで照射できるか確認する
粘膜部分に毛が生えている方は、照射できる範囲を確認しておきましょう。
サロンでは、粘膜部分まで照射できないケースが多いため、粘膜部分の毛を脱毛したい方には向いていません。
クリニックでも粘膜まで照射できないところがあり、照射できる範囲がクリニックによって変わります。
Iラインの内側(粘膜)は、VIOのなかでもとくに刺激に弱い部分なので、安全性を考えて照射できないクリニックも。
照射範囲はどこまでなのか、カウンセリング時に必ず確認しておきましょう。
白髪になる前に脱毛をする
脱毛のレーザーや光は、黒いメラニン色素に反応して発毛に関わる細胞を破壊したり、ダメージを与えたりします。
産毛や細い毛など、メラニンが少ない毛であれば、照射出力を変える・産毛にも反応しやすい波長を使う・蓄熱式脱毛をする、といった方法で脱毛が可能です。
しかし、メラニンが全くない白髪にはどうしても反応しないため、脱毛の効果がありません。
白髪でも「ニードル脱毛」という電気針を使用した方式であれば脱毛可能ですが、痛みがかなり強いため、あまりおすすめできません。
アンダーヘアに白髪を1本でも見つけたら、すぐに脱毛を開始しないと、脱毛効果が得られる毛はどんどん減っていってしまいます。
VIO脱毛をお考えの方はアンダーヘアが白髪になってしまう前に、早めの脱毛を推奨します。
医療レーザー脱毛は、レーザーをメラニン(黒い色)に反応させることで発生する熱により、発毛組織を破壊し脱毛します。
レーザー照射後は、以下のような副作用があらわれる可能性があります。
- 赤み、腫れ
- やけど
- 毛嚢炎
- 硬毛化、増毛化
- 埋没毛(埋もれ毛)
- 皮膚や毛の状態によっては、赤いブツブツが出ることがありますが、数時間~数日で消失します。
- 脱毛部分に赤みがある時は日焼けを避けてください。通常脱毛3週間は外出の際、脱毛部を露出する服装を控えていただくか、日焼け止めクリームなどをご使用ください。それでも稀に色素沈着が生じたり、逆に色素が抜けたりすることがあります。
- 脱毛部位にあるホクロ・シミ・あざなどは、レーザー脱毛に伴い取れてしまったり薄くなったり、あるいは濃くなることがあります。
- 毛穴に残った毛が黒く見えることがありますが、徐々に外に出て行きます。毛抜きで抵抗感なく抜けるものは抜いて構いませんが、無理に取ろうとして先の尖ったピンセットなどで掘ったりしないでください。