医療脱毛、痛いのが不安な方へ|痛みを感じやすい部位と理由・対策

院長 石川

こんばんは。新さっぽろウィメンズ ヘルス&ビューティークリニック院長の石川です。

効果を実感しやすい医療脱毛ですが、やはり気になるのがその「痛み」。医療脱毛をしてみたくても、痛いのが不安な方は多いのではないでしょうか。

ここでは、医療脱毛の痛みは実際どのくらいか痛みを感じやすい部位痛い理由痛みと効果は関係があるのかどうかなど、医療脱毛の痛みについて本音で解説しました。

痛みを軽減する対策や、痛みを感じにくい医療脱毛についてもまとめていますので、医療脱毛の痛みが不安な方・痛くて続けられるか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
  • 医療脱毛って実際どのくらい痛い?
  • 痛い部位・箇所
  • 痛みと効果の関係
  • 痛みを軽減する方法・対策
  • 痛いのが苦手な方向きの機械取り扱いクリニック
目次

医療脱毛の痛みはどれくらい?

院長 石川

医療脱毛はエステ脱毛と比べると痛みを感じやすいです。ただ、回数を重ねる毎に痛みは感じにくくなっていきますし、麻酔も使用できます。

医療脱毛で扱う機械はパワーが大きいため、それだけ痛みも感じやすくなります。

ただ、最近は脱毛に使用する機械が進化して痛みを感じにくい工夫がされていますし、実際に医療脱毛を受けた方の声では「思ったほど痛くなかった」「我慢できるくらいの痛み」という方が多くなります。

また、実際に使用する方は3割程度にはなりますが、痛みを感じやすい方はクリーム麻酔を使用できます。

回数を重ねると徐々に毛が薄くなっていくため痛みは感じにくくなっていくので、「二度と通えないくらい痛い」と感じる方は少数になります。

医療脱毛経験者100人に聞いた「医療脱毛の痛み」アンケート結果

下記は、医療脱毛を行うクリニックにおいて、実際に医療レーザー脱毛を受けた方100名(女性68名、男性32名)に聞いた”痛み”に関するアンケート結果です。


医療脱毛を受けたときの痛みはどうでしたか。
我慢できないくらいの痛みを感じた
4人
痛みは感じたが、我慢できた
83人
痛みはそれほど気にならなかった
13人

医療脱毛を受けたとき麻酔を使用しましたか。
麻酔は使用しなかった
68人
麻酔を使用した(クリーム麻酔)
30人
麻酔を使用した(笑気麻酔)
2人

アンケート概要
調査期間:2022年3月29日~2022年3月31日
調査対象:医療脱毛の経験者100名(女性68名、男性32名)
調査方法:インターネット調査(CrowdWorksタスク方式にてアンケート実施)

「痛みは感じたが、我慢できた」と回答した方が最も多く(83名)、「我慢できないくらいの痛みを感じた」と回答した方は4名でした。

また、約7割の方が麻酔を使用せずに脱毛を受けていて、麻酔を使用した方の中ではクリーム麻酔を塗り脱毛を受けた方が多い結果でした。

医療レーザー脱毛の痛みは輪ゴムではじかれるような感覚

医療脱毛の痛みは、「ゴムでパチンとはじかれるような痛み」と例える方が多い

上記アンケートにて、実際に医療脱毛を受けた方が痛みについてどのような印象だったか、届いた声を下記にまとめました。

医療レーザー脱毛の痛みはどれくらい?
  • じわっと熱を感じる程度
  • 少しヒリヒリする感じ
  • ときどきピリッとする程度
  • ゴムでパチンとはじかれる感覚
  • 針でチクッと刺される感じ

ただし、中には「痛みはそれほど気にならなかった」という方もいて(100人中13名)、痛みの感じ方には個人差があるとわかります。

アンケート結果を総合的に見ると、「麻酔を使用せず、痛みは感じたが我慢できた」と回答した方の割合が多くなりました。

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痛みの差が生じる要因は、部位の違い痛みへの耐性使用する機器の違い肌質の違いがあげられます。

医療脱毛の中でもニードル脱毛は痛みが強い

ニードル脱毛は、脱毛方法の中で最も痛みを強く感じやすく、痛みに敏感な方には向いていません。

医療脱毛には「ニードル脱毛」といって、毛穴に針を刺し込み電流を流すことで熱を発生させて発毛細胞を破壊する方法もあります。

ニードル脱毛

ニードル脱毛(電気針脱毛・絶縁針脱毛)

古くから行われてきた伝統的な脱毛方法。白髪や金髪、硬毛化した毛や細かいデザインが必要な眉毛などのような毛に効果があるのが強み。一方、痛みの強さや一つひとつの毛穴に針を刺して施術するため時間がかかってしまうのがデメリット

1本1本ムダ毛を処理していくため時間がかかりますので、広範囲の脱毛には向いていない方法です。

現在ほとんどのクリニックでは、医療レーザー脱毛でのムダ毛処理が第一選択肢です。特に痛みが苦手な方は、ニードル脱毛よりも医療レーザー脱毛を検討すべきでしょう。

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医療レーザー脱毛を受けたあと、残った毛をニードル脱毛で処理する方法もあります。

痛みが不安な方はテスト照射の検討を

「どうしても痛いのが不安」「脱毛を始める前に、どのくらいの痛みなのか知っておきたい」といった方は、テスト照射を受けるのも一つの手。

クリニックでは無料でテスト照射ができるところも多く、痛みや照射感、機器との相性や肌トラブルの有無などを知る良い機会です。

テスト照射はカウンセリング時に行われることが多いですが、事前の予約が必要なケースも多々みられます。テスト照射をお考えの方は、カウンセリング予約と同時に「テスト照射希望」と伝えておきましょう。

院長 石川

テスト照射は1~2ショットのみにはなりますが、受けると「意外と痛くないんだな」と感じられる方が多いです。痛みが心配な方はぜひテスト照射を検討してみてください。

痛い部位・箇所

院長 石川

毛が太く濃い部分や、皮膚が薄く骨に近い部位は痛みを感じやすくなります。

医療脱毛で痛みを感じやすい部位
  • 顔・ヒゲ
  • VIO(デリケートゾーン)
  • 膝・膝下
医療脱毛で特に痛みを感じやすい部位

医療脱毛で最も人気の高い部位であるワキ。太い毛が密集して生えていて皮膚が薄いこともあり、痛みを感じやすい傾向があります。

ただ、範囲が狭く施術時間が短いため、痛みを感じている時間は他の部位にくらべて短い特徴があります。

顔・ヒゲ

毛穴が目立ちにくくなる・肌のトーンが上がる・お化粧のノリが良くなる、などの美容効果も期待できるため、希望される方も多い部位。

皮膚が薄く骨に近いため痛みを感じやすいですが、とくに顔のパーツのなかで痛い傾向があるのが「目や口の周り」です。

また、男性のヒゲは太く根深い毛が生えていて皮毛角(毛の生えている角度)も大きく、高いパワーでの照射が必要なので、かなり痛みが強く感じやすい部位です。

VIO(デリケートゾーン)

脇につづいて人気の部位であるVIO(デリケートゾーン)。ハイジニーナを希望する方も増え、Vラインだけ・Iラインだけ・Oラインだけ、といった部位脱毛を受ける方もいます。

皮膚が薄くデリケートな部位なので痛みを感じやすい傾向があり、毛の太さ・濃さや色素沈着(黒ずみ)が痛みを強く感じる原因となります。

特に太い毛が密集しているVラインとIラインの境目付近や、色素沈着が濃くなりやすいIラインは痛みを感じやすくなります。

膝・膝下

膝下は断面をみたとき、身体のなかで唯一(内臓などがある胴を除く)骨が真ん中ではなく片側にかたよっています。

特に、前面の皮膚表面のような骨が近い部分は痛みを感じやすい傾向があります。

医療脱毛が痛いのはなぜ?その理由

院長 石川

医療脱毛は発毛細胞(毛乳頭・毛母細胞・バルジ領域)を破壊するとき、熱や刺激が毛根周辺の皮膚につたわるため、痛みを感じます。

痛い時と痛くない時があるってホント?

医療脱毛は、同じ部位に同じ施術者が照射をしても痛い時と痛くない時があります。

その理由は、脱毛時の痛みは、ホルモンバランスや肌のコンディションによって変わるから。お肌が乾燥していたり、その時のホルモンバランスによって「前回は痛くなかったのに今回は痛い」といったことが起こり得ます。

また、同じ部位でも毛の太さは均一ではないため、部分的にピリッとした感覚になる時があります。

院長 石川

脱毛を受ける時期によって、痛みを強く感じる時期と痛みを感じにくい時期があります。

生理前は痛みを感じやすい

生理前は、ホルモンバランスの変化によって痛みを感じやすい傾向があります。

生理前にはプロゲステロンという女性ホルモンが増加し、むくみやすくなったり肌が乾燥しやすくなったりする時期です。

合わせて肌荒れが起こりやすい時期であり、肌も敏感になります。

肌の乾燥
院長 石川

医療脱毛の予約をとるときは、生理前を避けると痛みを感じにくくなります。

回数を重ねると痛みは軽減していく

医療脱毛は回数を重ねると毛が薄くなっていくので、レーザーに反応するメラニン量が減り、痛みが軽減していきます

実際に、「最初の1回だけ痛かった」といった方や「3回くらいまでは痛みを感じてその後は痛くなかった」といった方が多くいらっしゃいます。

院長 石川

回数を重ねることで照射で痛みが軽減していくのは、脱毛の効果が表れている証拠です。

痛みと効果は関係がある?

お薬で言えば「良薬は口に苦し」のように、医療脱毛でも「痛いほうが効果があるのではないか」「脱毛を受けてみたら、まったく痛くなかったけど効果が薄いのではないか」と思われる方もいらっしゃいます。

これは、半分正解で半分間違いです。

医療脱毛とサロン脱毛の痛みの違い

医療脱毛サロン脱毛
痛み痛みを感じやすい痛みを感じにくい
脱毛の効果◎永久脱毛を目指す〇制毛・抑毛・減毛

医療脱毛とサロン脱毛をくらべると、確かに痛みを感じやすい医療脱毛のほうがより効果を実感できます。

医療脱毛とサロン脱毛の違いを見る

ただ、医療脱毛にも複数の方法があり、痛みの感じ方がちがいます。

医療脱毛の施術方法による痛みの違い

ニードル脱毛熱破壊式脱毛蓄熱式脱毛
痛み強いやや強い感じにくい
脱毛の効果◎永久脱毛を目指す◎永久脱毛を目指す◎永久脱毛を目指す

医療脱毛の中では痛みの強さで並べるとニードル脱毛熱破壊式脱毛蓄熱式脱毛の順となりますが、どれも永久脱毛(最終脱毛をしてから1カ月後の毛の再生率が20%以下)を目指すものです。

ニードル脱毛は白髪にも効果があり、熱破壊式脱毛は太い毛に効果が出やすく、蓄熱式脱毛はうぶ毛にも効果を発揮する‥といったように、それぞれに得意とする毛質や肌質があります。

痛いから効果がある、痛くないと効果がないとは一概には言えず、痛みと効果は関係がありません。

院長 石川

医療脱毛であれば、正しく照射できていれば効果が実感できます。痛みがなかったからといって、効果がないのでは‥と心配する必要はありません。

医療脱毛の痛みを軽減する対策はある?少しでも和らげる方法

院長 石川

医療脱毛の痛みを少しでも軽減させる方法についてまとめました。

痛みを軽減する対策
  • 痛みに弱い・耐えられない方は麻酔が使用できる
  • 乾燥させないよう保湿をする
  • 日焼けをしないよう紫外線対策をする
  • 生理前・生理中の施術を避ける
  • 体調不良・寝不足にならないよう体調管理をする
  • 前日は飲酒をしない

痛みに弱い・耐えられない方は麻酔が使用できる

医療脱毛では、クリーム麻酔や笑気麻酔を使用して痛みを和らげることができます。

クリニックで使用する麻酔は主に以下の2種類。

麻酔クリームクリーム状の外用麻酔剤を塗って30~1時間程度おく方法。塗った部分に麻酔が浸透して、痛みを感じにくくする。
笑気麻酔麻酔ガスを吸う方法。リラックスするとともに、痛みを感じにくくする効果がある。

麻酔にかかる費用は、麻酔クリームが1000~3000円、笑気麻酔が3000~6000円程度が相場です。

なかには麻酔の使用が無料のクリニックもありますので、痛みに弱い方はクリニックを選ぶ際に麻酔料金もチェックしておきましょう。

麻酔が無料のクリニック

スクロールできます
院名レジーナクリニック
レジーナクリニック
フレイアクリニック
フレイアクリニック
DMTC美容皮膚科
DMTC美容皮膚科
ジェニークリニック
ジェニークリニック
全身脱毛料金14万9800円
(スピードプラン6回・VIO付き)
14万9600円
(クイック5回・VIO付き)
9万9000円(5回)12万5000円(5回)
特徴剃り残し剃毛も無料痛みを感じにくい脱毛方式相場より料金が安いキャンセル・剃毛も無料
詳細
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脱毛時に麻酔を使用しない方針のクリニックもあります。痛みが苦手な方は、クリニックを選ぶときに麻酔使用ルールも比較してみましょう。

乾燥させないよう保湿をする

脱毛期間中は、意識して肌を乾燥させないように保湿すると痛みを軽減できます。

乾燥した肌はバリア機能が低下し、敏感な状態です。そのため外部からの刺激に弱く、脱毛時に痛みが増す原因となってしまいます。

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痛みを軽減させるために、脱毛期間中はいつも以上にしっかりと保湿ケアを行うようにしましょう。

日焼けをしないよう紫外線対策をする

脱毛期間中に日焼けすると、痛みを強く感じやすくなるだけでなく、レーザーが照射できない場合もあります。

脱毛中の日焼けは天敵。肩やひざ下~足にかけては、気をつけていても油断して日焼けしやすい範囲です。

日焼けした場合は皮膚の内部でメラニン色素がつくられ(日焼けした肌の色が濃くなるのはこのため)、そこにレーザーを照射すると肌のメラニンに強く反応し痛みを感じやすくなります。

また、やけどのリスクが高まるため日焼けの程度がひどい場合は当日照射できないケースも。

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脱毛に通っている間は、意識して日焼け止めや日傘を使用し、紫外線対策を怠らないようにしましょう。

生理前・生理中の施術を避ける

生理前~生理中はホルモンバランスが乱れやすくなっているため、痛みを感じやすい期間です。

生理前・生理中は普段よりも肌が敏感になっています

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脱毛の痛みが心配な方は、生理前を避けての予約がおすすめです。

体調不良・寝不足にならないよう体調管理をする

風邪気味などの体調不良や寝不足のときも、痛みを感じやすい傾向があります。

生理前・中と同様に、体調が悪いときは肌が敏感になり痛みを感じやすい状態になっています。

院長 石川

施術前日にしっかり睡眠をとるのはもちろん、ふだんから栄養バランスの良い食事や感染対策を心がけましょう。

前日は飲酒をしない

お酒を飲むと体温が上がり肌が乾燥するため、痛みを感じやすくなります。

飲酒は赤みやかゆみが出るケースもあり、肌が敏感な状態になりがちです。

脱毛による肌ダメージが大きくなる可能性もありますので、来院前日の飲酒はせず、体調を整えて施術に臨みましょう。

院長 石川

また、カフェインは神経を過敏にする働きがあります。痛みに対して過敏にさせないよう、脱毛当日はカフェインを避けるようにしましょう。

痛みの少ない医療脱毛はある?

院長 石川

「痛みが少ない医療脱毛」というと、真っ先に挙がるのが蓄熱式脱毛ですが、ほかにも痛みを感じにくい機械はあります。

最後に、レーザーごと・照射方法ごとの痛みについてまとめていますので、クリニックを選ぶ際の参考にしてください。

レーザーごとの痛みレベル

医療脱毛に使用されるレーザーは、波長が短い方が痛みを感じにくい特徴を持っています。

医療レーザー脱毛の機種による波長のちがい
レーザーの種類波長痛み
アレキサンドライトレーザー755nmやや強め
ダイオードレーザー805~940nm(機器による)中程度
ヤグレーザー1064nmレーザーの中ではもっとも強い
院長 石川

レーザーの種類だけでいえば、ダイオードレーザーの機器はレーザーの中では痛みを感じにくいです。

ヤグレーザーはレーザーの中ではもっとも傷みを感じやすいため、痛みが苦手な方「アレキサンドライトレーザー」か「ダイオードレーザー」の機器を使用しているクリニックを選ぶと安心です。

医療脱毛の機械を詳しく見る

照射方法ごとの痛みレベル

医療レーザー脱毛は、いちどに照射するパワーが少ないほうが痛みを感じにくい傾向があります。

機器の種類(施術方法)特徴痛み
熱破壊式一発で強いエネルギーを照射感じやすい
蓄熱式複数回に分けて弱いエネルギーを照射感じにくい
熱破壊式(ショット式)脱毛
蓄熱式脱毛

1ショットでバシッと強い熱を与える熱破壊式(ショット式)脱毛に対して、蓄熱式脱毛は弱いエネルギーを数回に分けて照射するため、じわっと温められるような感覚が特徴です。

医療脱毛の中では最も痛みを感じにくい脱毛方法といえますので、痛みが不安な方は蓄熱式の機器を選ぶのがおすすめです。

ただし、熱破壊式の機械であっても、冷却ガスを噴射して痛みを軽減する「ジェントルシリーズ」や、吸引式で痛みを和らげる「ライトシェア・デュエット」など痛みを抑える工夫はされています。

よって、「あまりにも痛みが苦手」という方以外は、レーザーや機械の種類にこだわりすぎなくても大丈夫。「とても痛い」という医療脱毛のイメージは、実際には脱毛機の進化と共に現在では変わってきています。

院長 石川

たいせつなのは、やはり脱毛効果がしっかりと実感できるかどうか。痛みに不安になりすぎるより、効果と料金重視で選ぶ方が後悔が少なくなりますよ。


この記事を書いた医師

院長 石川
Dr. 石川 聡司

新さっぽろウィメンズ ヘルス&ビューティークリニック 院長

北海道大学医学部卒業
北海道大学医学部附属病院や帯広厚生病院など地域の中核病院を経たのち、品川美容外科にて美容外科医として3年間の研鑽を積む。
2021年に当院を開業

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